シャルケファン「我々はテニースにレッドカードを突きつける!」
「我々は、テニースにレッドカードを突きつける!」土曜午後に行われた今季初の公式戦、ドイツ杯初戦ドロッホターセン/アッセル戦でのアウェイ席では、FCシャルケ04のファンたちからそのようなメッセージが掲載された横断幕とともに、その手にはクレメンス・テニース氏の名前が書かれた赤いカードが掲げられていた。
同クラブで相談役会会長を務めるクレメンス・テニース氏は、パダーボルンで行われたイベント、『クラフトマンシップ・デー』にてスピーチを行った際に、気温の上昇への対策のための増税を批判し、それならば毎年20の発電所をアフリカに作るべきとの考えを展開。「そうすればアフリカ人は木の伐採を止め、そして暗くなったからといって子作りに励むことも辞めるだろう」と語っていた。
だがテニース氏のこの発言はこの夏にシャルケへ大きな影を落とすことになり、シーズンの幕開けとなるこの試合でもそれは改めて示される結果となってしまった。なおこの問題については、ドイツサッカー連盟の監理委員会においても、8月15日に行われるミーティングにて議題として話し合われることが既に明らかとなっている。