こりゃ困った…「厄介な身内」を持つ5名のサッカー選手

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「サッカー選手はピッチ上に集中しろ」…クラブのOBなどが選手を批判する、また選手が不祥事を起こした時に言われる言葉だ。

しかしサッカー選手も人間である。移籍の噂が流れればどうしても気持ちは揺らぐだろうし、雑音が入ってくればピッチのみに集中するのは難しいだろう。

今回はもしかすると選手のキャリアに影響を与えているかもしれない、“厄介な身内”を持つ選手を紹介しよう。

マウロ・イカルディ(インテル)

彼の“厄介な身内”は嫁であり代理人でもあるワンダ・ナラ。マキシ・ロペスの妻であったワンダをイカルディが“寝取った”ことでよく知られた存在だ。

毎年、結果を残し続けているイカルディだが昨季はキャプテン剥奪やファンとの衝突などピッチ外での話題の方が大きかった。それもワンダが影響していると言われており、イカルディのキャリアの壁になっている。

イカルディの弟も「(ワンダは)寄生虫だ」と批判しており、ほとんどのクラブにとって彼女は厄介な相手と言わざるを得ない。

既にマロッタCEOから移籍可能だと言われてしまっているが、果たしてどうなるのだろうか。

アドリアン・ラビオ(ユヴェントス)

今夏PSGからユーヴェへ移籍したラビオ。彼にとって“厄介な身内”は母親であり、代理人でもあるヴェロニク・ラビオだ。

彼女は息子がマンチェスター・シティのユースに在籍した時はクラブの関係者と揉めてすぐに退団させ、PSGでは交渉の結果、干される原因を作ったりとキャリアの足かせとなってきた。

ユーヴェでは移籍早々、駐機場でメディアを不在にするように頼むなど既に厄介な母親として話題になっている。

母親離れ、子離れをするのがそれぞれのためではないだろうか。

ネイマール(PSG)

ピッチ外で連日騒がせているネイマールだが、厄介な身内は父親であり代理人であるネイマール・サントス・シニアだ。

今夏バルセロナへの復帰が噂されたが、PSGに移籍したのはもとはと言えば父親の原因だと言うメディアもある。

バルセロナから契約更新のボーナスが払われなかったことで、父親がPSGへの移籍を促したそうだ。

ネイマールは近年怪我などでこれまでの輝きを見せることができていないが、今後真のスターになるためにも代理人はプロの代理人を選ぶべきではないだろうか。

モイーズ・キーン(エヴァートン)

キーンは16歳の時にユヴェントスでデビューし、昨季、本格的にブレイクした19歳のFWだ。

彼は幼少期に父親に捨てられており、今は関係が絶たれている。しかし父親ビオル・キーンは息子がブレイクしたことで関係を戻そうとしており、メディアで多くのインタビューを受けてアピールしている。

「トラクターをくれないと退団させる」と脅したり、「インテルに移籍させる」と仄めかしている。しかし息子はそれに反発し、父親への感謝など微塵もないとバッサリ切っている。

キーンは選手として重要な時期にあり、家族の問題は起こしてほしくないところだが…。

ニコロ・ザニオーロ(ローマ)

ザニオーロは昨季インテルからローマへ移籍してブレイクを果たしたまだ20歳の選手、彼の“厄介な身内”は母親であるフランチェスカ・コスタだ。

フランチェスカは自身のインスタグラムでセクシーな写真をアップしている。イタリア人はしばしば“マザコン”だと言われるが、そんなイタリア人の彼でも母親のセルフィーには嫌気が刺しているようだ。

ザニオーロはシーズン終盤になるにつれてパフォーマンスが落ちてしまったが、それは若さからくるものなのかそれともプライベートの問題なのか…。

なにはどうあれ、サッカーに集中できる環境を整えてほしいところだ。