通算500安打を達成した京都フローラの三浦伊織【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】

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女子プロ野球リーグが三浦の安打ペースをNPBの歴代打者と比較

 京都フローラの三浦伊織外野手は13日に行われた埼玉アストライア戦で史上初の通算500安打を達成した。ここまで400試合に出場し、1275打数で500安打を達成し1試合あたり1.25安打と驚異的なペースでヒットを量産している。

 女子プロ野球リーグは“女イチロー”の異名を誇る三浦の500安打をNPBの歴代打者と比較。1試合あたり1.25安打の三浦は、通算4367安打(1試合あたり1.21本)のイチロー氏や、通算3085安打(1試合あたり1.12本)張本勲氏を超えるペースで快音を響かせている計算となっている。

 勿論、試合数やNPB、MLBでの試合を重ねた名選手たちと単純に比較することはできないが、女子プロ野球界を牽引する三浦の打撃技術はさすがの一言だ。

 三浦は球団を通じ「今回、500安打という節目の記録を私の地元でもある一宮で達成できてうれしい気持ちでいっぱいです。女子プロ野球をまだまだ知らない方がたくさんいますので、私がヒットを積み重ねることで女子でもこれだけやれるっていうことを伝えられればと常に思ってプレーしています。張本勲さんやイチローさんという偉大な先輩方には到底及ばないですが、少しでも近づけられるように日々精進していきます。野球が好きな女の子たちの目標になれるよう、もっと練習を重ね、1本でも多くヒットを打ち、記録を残していきたいと思います」とコメントを発表した。日本女子プロ野球リーグ