スリム筐体ながら独自の冷却機構を採用、存分にゲームプレイ

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パソコン(PC)本体およびマザーボードなどを手がけるエムエスアイコンピュータージャパン(MSI、東京都台東区)は、ゲーミングデスクトップPC「Trident X Plus」「Trident 3」全4モデルを、2019年6月21日に全国の家電量販店で発売する。

CPUやGPUを効率的に冷却できる独自機構を採用

「Trident X Plus 9SD-259JP」は、容量10リットルというスリムかつコンパクトな筐体ながらSFX電源を採用し、大型ACアダプターがないため場所を選ばずに設置できる。

CPU(プロセッサー)は8コア8スレッドのインテル「Core i7-9700K」、GPU(グラフィックス・プロセッサー)はリアルタイムレイトレーシングに対応した「GeForce RTX 2070」を搭載。

チップセットはインテル「Z390」を採用し、CPUとGPU、電源を別の格室に収めることで、より効率的な冷却が可能な「Silent Storm Cooling 3」により、コンパクト筐体ながらオーバークロック動作にも対応する。

サイドパネルは通常のスチール製に加え強化ガラス製も付属し、独自のRGB LEDコントロールソフトウェア「Mystic Light」により好みの演出を楽しめる。

そのほか主な仕様は、OSが「Windows 10 Pro」、メモリーは16GB、内蔵ストレージは512GB M.2 SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)+2TB HDD(ハード・ディスク・ドライブ)。IEEE802.11 b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 5をサポートする。

市場想定価格は28万2800円前後(税別)。

「Trident 3」シリーズは、容量4.7リットルで家庭用ゲーム機と同等のサイズを実現したという。独自の冷却機構「Silent Storm Cooling 2」によりCPU・GPUに独立したエアフローを供給し、効率的に冷却を行う。

「VR-Link」により前面にもHDMI端子を装備し、ヘッドマウントディスプレーを接続してVR(バーチャルリアリティ=仮想現実)も楽しめる。CPUや内蔵ストレージ容量の異なる3モデルを用意する。

価格は22万4800円前後〜16万4800円前後(同)。