本田朋子さん

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20日、TBS「バース・デイ」では、B.LEAGUEの新潟アルビレックスBBに所属する五十嵐圭の特集を放送。38歳でチームを牽引するベテランが中地区優勝を決めた戦いに密着した。
3シーズン目を迎えたB.LEAGUEで新潟は初の地区優勝。中でも五十嵐は、チーム内の日本人選手トップとなる648得点を挙げ、アシスト数は298本を記録した。

だが、3年前の2016年、十分な活躍をしながらもチームから来季の契約を結ばないと告げられた五十嵐は、三菱電機名古屋を退団。この時35歳だった五十嵐は引退の危機に直面した。

この時を振り返って「自分も家族がいる身で家族を養っていかなければならない立場ではあるので、そういった意味では申し訳ないなっていう気持ちもあります」と語った五十嵐は、活躍の場を新潟に移すと体制も環境も未成熟だったチームにプロ意識を注入、底上げを図り、チームのレベルアップに寄与した。

そんな五十嵐を支えるのは、元フジテレビの人気アナウンサーで妻の本田朋子さんであり、原動力となったのは、昨年10月に生まれた長男の存在だった。

家事と育児に専念する朋子さんは、五十嵐の日々の食事はもちろん、息子の夜泣きで夫の睡眠を妨げないよう寝室も別にするなど献身的にサポートする。

中地区優勝を決めた4月13日の川崎ブレイブサンダース戦では、試合終盤、右わき腹を負傷するアクシデントに見舞われるも、第4クォーターで戦列に復帰した五十嵐は劇的な逆転勝利に貢献。試合後、妻からの労いの電話を終えると、「普段から1番サポートをしてくれているので優勝する姿を見せられて良かったと思いますし、お礼を言えればいいかなと思っています」としみじみ話した。