クリスティアーノ・ロナウドJr君【写真:Getty Images】

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ユベントスU-9に所属 マデイラ島での大会で2戦12ゴールと大爆発

 アスリートの子供は、必ずしも親と同じだけの才能に恵まれるとは限らない。

 だが、ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの息子、クリスティアーノ・ロナウドJr君は、父譲りのゴールセンスを持っているのかもしれない。現在、ユベントスのU-9チームに所属する彼が離れ業を見せたと、スペイン紙「AS」や英紙「デイリー・メール」が報じている。

 2018年9月には、ユベントスU-9のデビュー戦で4得点を記録したロナウドJr君。その後も多くの試合でゴールを重ねてきた。そして現在、彼の所属するユベントスU-9チームは、ロナウドの出身地でもあるポルトガルのマデイラ島で大会に出場している。そこで行われたマリティモ・チャイナとの試合で、前半だけで7得点を挙げる離れ業を見せた。さらに、第2戦となるカマチャ戦でも5ゴールを挙げて、2試合で12得点を挙げたのだ。

 ユベントスU-9は初戦を25-0、2戦目も15-1で大勝しているため、相手のレベルに疑問符がつくかもしれないが、「AS」の配信している動画では、ロナウドJr君はゴール前で味方からのパスを受け、持ち前のキック力を生かして鋭いシュートをゴールに叩き込んでいる。

 8月にロナウドは「DAZN」のインタビューで、「彼は非常に競争が好きで、僕の子供の頃によく似ている。負けることが嫌いだし、きっと僕のようになるよ。彼に教えるのは好きだけど、彼が何をやりたいにしても、僕は常に助けるつもりだ」と語っていた。ユベントスは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝でアヤックスに敗れ、ロナウドの“個人CL4連覇”の夢も潰えた。息子が自身の出身地で見せている活躍は、その悔しさを和らげてくれるものかもしれない。(Football ZONE web編集部)