日本ハム・斎藤佑樹

写真拡大

◆ 木田コーチ「打者一巡での交代は予定通り」

 日本ハムの斎藤佑樹投手が4日、楽天との3回戦(楽天生命パーク)に先発登板。2回途中3安打3失点でマウンドを降り、降板後「結果もそうですけど(投球)内容的にも納得のいく形ではなかったです」とコメントした。

 斎藤は3月29日の開幕・オリックス戦に中継ぎ登板し、1回無失点と好救援。この日は中5日での今季初先発で、3イニング程度の“ショート・スターター”としての役割が期待された。

 初回、先頭の田中に中前打を許すと、2番・茂木の打席で田中に二盗を決められたあと、茂木には右中間突破の適時二塁打を浴びた。あっさり先制を許すと、その後も四球などで二死二、三塁とされ、6番・銀次に右前の2点適時打を浴びた。

 2回は先頭の8番・嶋を遊飛、続くオコエは一飛に退けたが、二死から1番・田中に四球を与え、栗山監督は2番手・上原をコール。斎藤は1回2/3で52球、3安打2四球3失点の内容で降板した。

 木田投手チーフコーチは早めの継投について、「斎藤投手が打者一巡メドで交代するのは、予定通りだった。3点を先制されているけれど、この後は投手陣みんなでつないで、何とかしていきたい」とコメント。

 斎藤自身は降板後、「短いイニングを最少失点で抑えたかった。結果もそうですけど(投球)内容的にも納得のいく形ではなかったです」と振り返った。