差別、ハラスメントのトラブル増加で事業保険にも変化が・・・
中小企業向けの事業総合保険「ビジネスマスター・プラス」に、雇用上のトラブルによる損害賠償を補償する「雇用慣行賠償責任保険」を特約として組み込んだ。
特約分の保険料は売上高5億円の製造業の場合、5万円程度。保険金の支払限度額は、最大で3000万円とした。
事業総合保険は事業リスクに備える保険を組み合わせた商品で、顧客は一つの保険契約でさまざまな補償を得られるのが特徴。顧客利便性の高い事業総合保険に雇用慣行賠償責任保険を追加して、加入を促す。
会社が差別やハラスメントを禁止する規則を定めていても、一部の社員間や労使間でトラブルが発生するケースが相次ぐ。これらに関連する賠償額は1000万円を超える高額なものも多く、いったん請求を受けると事業費が限られる中小企業にとり、業績への影響は大きい。商品改定を通じ、補償の必要性を喚起する狙いもある。
