実験機器のシェアリング、保険で後押し
利用者に提供するのは借用する実験機器の破損や汚損を補償する「受託者賠償責任保険」。保険金の支払限度額は1事故当たり100万円。このほか実験機器の誤った利用で施設や周囲の人に損害を与えた場合も補償。保険金は最大1億円まで支払う。
コラボメーカーは2017年設立の東北大学発ベンチャーで、現在約2万点の実験機器を仲介する。これらの中には高額なものもあり補償を提供することで安心して使ってもらう。保険商品は補償範囲や保険金額が分かりにくい。自動加入で必要な補償を自身で選ぶ手間も省ける。
三井住友海上とコラボメーカーの契約は1年で、それ以降は利用状況や実際の事故率などを見ながら、適正な保険料や契約の延長などを検討する方針だ。
三井住友海上はシェアリングエコノミー市場の拡大を見越し、関連事業者への保険供給を強化する。コラボメーカーとの協業を通じ、事業者が利用しやすい保険商品や適正な保険料率といった運営ノウハウを蓄積する。
