速報:Apple、前代未聞の招待状で10/30イベント開催を告知 NYで何が発表されるか徹底予想
アップルから10月30日(米現地時間)にニューヨークにて開催するイベントの招待状が、Engadget 日本版編集長の元に届きました。各メディアやジャーナリストのみなさんからも、届いたという声が続々とツイートされています。
さらにスペシャルイベント公式サイトは、リロードするたびに絵が変わるとのこと。何度もリロードして、全パターンを確かめたくなりますね。
さて、キーノートプレゼン開始は現地時間で30日の朝10時、日本では同日の23時(午後11時)からとなります。もちろん、Engadget 日本版では最新情報をお届けしてまいりますので、ぜひご注目ください。
※訂正:当初は日本時間で翌31日の午前2時と記載していましたが、正しくは30日の午後11時でした。訂正とともに、謹んでお詫びいたします。
本イベントで発表が期待されるのは、なんと言っても新型iPad Proでしょう。去る9月12日のスペシャルイベントでお披露目が期待されていましたが、直前に流出したサイトマップ(発売予定の新製品が登録されるはず)からこのタイミングでの発表はないと判明。以降、次の発表イベントを心待ちにしていた方も多いと思います。
超狭ベゼルのディスプレイやFace ID搭載、果ては本体の寸法まで噂が出尽くしているiPad Pro。もはや実物が目の前にあるような錯覚さえ覚える予測の数々が、どこまで当たっているのか?
さらに「低価格かつ高解像度の新型MacBook Air」の噂もありました。「今年9月か10月登場」と予測されていましたが、そろそろ姿を現わしそうな気がします。
さて、まずは2018年の新型iPadについて。これまで流れてきた噂をまとめると、次の通りとなります。
薄型ベゼルでほぼエッジトゥエッジのディスプレイ、iPhone XS/XS Maxのようにホームボタンはなしで、顔認識のFace IDシステムを搭載......といった噂がアップル公式の手がかりにより裏付けられた一件が「開発者向けのiOS 12 ベータ5内に発見されたアイコン」でした。
新型iPad Proは超狭ベゼルでノッチなし? iOS 12ベータ5でアイコン見つかる
画面上部の切り欠き、いわゆる「ノッチ」が存在しないのは、本体サイズの大きなiPad Proではベゼル幅にFace ID用のTrueDepthカメラを収納する余裕があるため、と推測されています。
SlashLeaks
2018年の新iPad Proには、iPhone XS/XS MaxおよびiPhone XRと同じ画像処理プロセッサが搭載されてFace IDにも対応。さらに縦置きだけ対応のiPhoneと違い、新iPad Proでは横置き(ランドスケープ)でも動作するとの噂は、やはりiOS 12.1ベータのコード内に発見された記述が手がかりとなりました。
新iPad Proは今秋発売?iOS 12.1最新ベータから2つの手がかり
新iPad ProはUSB-C搭載で4K出力対応?iOS12.1シミュレータに手がかり発見
それとは別に、著名アナリストが「Lightningコネクタに置き換える形でUSB-Cインターフェースを採用、18WのUSB-C充電アダプタが同梱される」と予測しています。
新Apple Watchには心電図センサー搭載?ほか新iPad ProはUSB-C採用などアナリスト予測
新型ペンシルはAirPodsやHomePodのようにiPad Proに近づけるだけでペアリングでき、本体ポートに接続しなくてもデバイス切り替えができるとか。
その一方で、Apple Pencilの現行モデルが新iPad Proで動作するかどうかは不明とされています。
新iPad Proはサイズ2つで外部ディスプレイ接続にも対応、新型Apple Pencilもリリース?情報通からのうわさ
新iPad Proには外部アクセサリー用に磁気コネクタが新設されるとのこと。
これまでスマートコネクタがあった本体側面から、Lightningコネクタ(に該当する場所)の上に移動するとの説は、予想CAD画像や10.5インチ用とされるケース画像などで、何回か確認されています。
新iPad Proはスマートコネクタの位置が移動、縦置きに?ケースのリーク画像が公開
この端子は新型スマートキーボードやその他のサードパーティ製品など、様々なオプション機器を接続できるとの噂も伝えられています。
新型iPadにはヘッドホンジャックがない。なぜなら5.9mmの厚さでは余裕がないから......という
有名リーカーのツイートは、海外リークサイトSlashLeaksのリーク情報(5.86mm)ともほぼ一致。
新型iPad Proではヘッドフォンジャックが廃止?「薄すぎて余裕がない」とのうわさ
さらにSlashLeaksが公開した画像では、新iPad Proは大小2サイズあり、大型モデルは215.00mm × 280.66mm、小型モデルが178.52 × 247.64mmとのこと。ベゼル幅は6mmで、サイドボタンを含めると7.2mmとされています。
最新機種が2015年に投入されて以来、すでに3年も更新が止まっているMacBook Air。MacBook Pro(2018)やiMac ProなどMacシリーズの高価格化が進んでいるなかで、学生にもお求めやすいエントリーモデルの新型に注目が集まっています。
「安価なMacBook Airが登場する」との噂は、今年はじめから何度となく繰り返されてきました。
アップル製品関連の観測で有名なアナリストMing-Chi Kuo氏が「アップルが2018年第2四半期に発売」と予測したのをはじめ、7月にはEEC(ユーラシア経済委員会)データベースに複数の「macOS 10.13 High Sierra搭載」デバイスが発見。そして、8月には「10月から12月に大手サプライヤが大量出荷」の噂も報じられました。
それだけに「今度こそ」との期待が高まっている、今回の新製品発表イベント。意外と具体的な情報は少ないのですが、これまでの噂をまとめると次の通りとなります。
アップル、低価格な新型MacBook Airをこの春発表?ディスプレイ解像度向上に期待
しかし、台湾の製造業界誌DigiTimesからは「価格は1200ドルを予定している」との報道もあります。いずれにせよMacBook Pro(2018)と比べれば安価とはいえ、現在のアップルが定義する「エントリーモデル」の価格帯はどの辺りかが気になるところです。
台湾の経済系新聞メディア経済日報は、「インテルの第8世代Kaby Lake Refreshプロセッサを採用し、今年秋に発売される」との見通しを報道。元々はCannon Lakeプロセッサを予定していたものの、10nmプロセス生産が2019年末までずれ込む見通しから、代わりに採用されたと伝えています。
低価格の新型MacBook Air、Kaby Lake Refresh採用のうわさ。前世代より大幅にスピードアップ?
2017年に投入されたKaby Lake Refreshは決して最新プロセッサとは言えません。とはいえ、クアッドコアCore i5ないしCore i7プロセッサ。そして2015年発売の現行MacBook AirはデュアルコアCore i5とCore i7プロセッサということで、大幅に高速化が期待できそうです。
今年3月時点で、台湾メディアのDigiTimesから「ディスプレイのサイズは13インチで、MacBook Proと同等の2560×1600ピクセル」との報道がありました。
13インチRetina版MacBookが今年中に登場?価格はMacBook Airと同程度か、少し高いぐらいとのうわさ
ただし、これ以降のディスプレイに関する噂は、他のメディアも含めてほとんどありません。
以上、新MacBook Airを待望する人々による期待の平均値を取れば「少しお高くなってもいいから、CPU高速化と高解像度化を希望」といったところでしょうか。
ほか、新iPad ProとMacBook Air以外に期待される新製品は、ワイヤレス充電対応の新AirPodsケースや、アップル純正ワイヤレス充電マットのAirPowerの2つでしょう。
ただ、前者は9月の発表イベント後はほとんど新たな噂がありません。後者にいたっては公式サイトからほぼ抹消され、少なくとも今年中の発売は望み薄と予想されています。アップル製品ファンも安心して(?)新iPad Proと新MacBook Airの2つに集中できるかもしれませんね。
今回の招待状は「受け取った人により、りんごのイラストがすべて違う」という前代未聞の凝りようです(招待者の許諾を得て紹介しています)。Appleから10月30日にニュヨークで開催されるイベントの招待状が届きました。「There's more in the making.」グローバルメディア Engadgetの総力を結集し、引き続き最新情報を最前線よりお届けしてまいります。どうぞ、ご期待くださいね🍎 https://t.co/AxHqVLdSr7pic.twitter.com/nz2kdIKD2P
- ACCN @EngadgetJP (@ACCN) 2018年10月18日
ソリッドなタッチもあれば、前衛絵画を思わせる描き方もあり。スライスされたりんご、印象派の絵画、パステルタッチの水彩画など、みんな違ってみんないい。「There's more in the making.」というメッセージとともに、発表予定の新製品が「個人のクリエイティビティを引き出すデバイス」だと暗示しているのかもしれません。10/30 Apple NYイベント、招待者みなさんに違う画像が送られているようです thanks @rokuzouhonda@mnishi41@june_ya@flick_mag@kira_e_noway@miz_tamapic.twitter.com/zR9Z1KSC2f
- ACCN @EngadgetJP (@ACCN) 2018年10月18日
さて、キーノートプレゼン開始は現地時間で30日の朝10時、日本では同日の23時(午後11時)からとなります。もちろん、Engadget 日本版では最新情報をお届けしてまいりますので、ぜひご注目ください。
※訂正:当初は日本時間で翌31日の午前2時と記載していましたが、正しくは30日の午後11時でした。訂正とともに、謹んでお詫びいたします。
本イベントで発表が期待されるのは、なんと言っても新型iPad Proでしょう。去る9月12日のスペシャルイベントでお披露目が期待されていましたが、直前に流出したサイトマップ(発売予定の新製品が登録されるはず)からこのタイミングでの発表はないと判明。以降、次の発表イベントを心待ちにしていた方も多いと思います。
超狭ベゼルのディスプレイやFace ID搭載、果ては本体の寸法まで噂が出尽くしているiPad Pro。もはや実物が目の前にあるような錯覚さえ覚える予測の数々が、どこまで当たっているのか?
さらに「低価格かつ高解像度の新型MacBook Air」の噂もありました。「今年9月か10月登場」と予測されていましたが、そろそろ姿を現わしそうな気がします。
さて、まずは2018年の新型iPadについて。これまで流れてきた噂をまとめると、次の通りとなります。
超狭ベゼル、ホームボタン廃止
onleaks × mysmartprice薄型ベゼルでほぼエッジトゥエッジのディスプレイ、iPhone XS/XS Maxのようにホームボタンはなしで、顔認識のFace IDシステムを搭載......といった噂がアップル公式の手がかりにより裏付けられた一件が「開発者向けのiOS 12 ベータ5内に発見されたアイコン」でした。
新型iPad Proは超狭ベゼルでノッチなし? iOS 12ベータ5でアイコン見つかる
画面上部の切り欠き、いわゆる「ノッチ」が存在しないのは、本体サイズの大きなiPad Proではベゼル幅にFace ID用のTrueDepthカメラを収納する余裕があるため、と推測されています。
ランドスケープモードにも対応したFace ID搭載
SlashLeaks
2018年の新iPad Proには、iPhone XS/XS MaxおよびiPhone XRと同じ画像処理プロセッサが搭載されてFace IDにも対応。さらに縦置きだけ対応のiPhoneと違い、新iPad Proでは横置き(ランドスケープ)でも動作するとの噂は、やはりiOS 12.1ベータのコード内に発見された記述が手がかりとなりました。
新iPad Proは今秋発売?iOS 12.1最新ベータから2つの手がかり
LightningポートからUSB-Cに変更、4K解像度の外部ディスプレイ出力対応
「USB-Cポート経由で4K HDR画像を外部ディスプレイに出力が可能」との噂は、開発者向けに配布されているXcode Simulattor iOS 12.1ベータ(iOSの挙動をPC上で再現するエミュレータ)にて、設定画面が見つかったことから推測されたものです。新iPad ProはUSB-C搭載で4K出力対応?iOS12.1シミュレータに手がかり発見
なぜ4K解像度出力対応からUSB-C搭載が推測されたのかといえば、現行のLightning Digital AVアダプタでの解像度は最大1080p(1920×1080)止まりのためです。New in iOS 12.1: the iOS Simulator supports virtualized 4K external displays. This is not possible on any existing iOS device via the Lightning HDMI adapter - lends credence to iPad perhaps getting a USB-C port for 4K video-out? pic.twitter.com/WfNBerHIrb
- Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2018年9月19日
それとは別に、著名アナリストが「Lightningコネクタに置き換える形でUSB-Cインターフェースを採用、18WのUSB-C充電アダプタが同梱される」と予測しています。
新Apple Watchには心電図センサー搭載?ほか新iPad ProはUSB-C採用などアナリスト予測
新型Apple Pencilの登場
米9to5Macのいう「開発事情に精通している情報源」によると、新iPad Pro向けに新型Apple Pencilもリリースされるとのこと。新型ペンシルはAirPodsやHomePodのようにiPad Proに近づけるだけでペアリングでき、本体ポートに接続しなくてもデバイス切り替えができるとか。
その一方で、Apple Pencilの現行モデルが新iPad Proで動作するかどうかは不明とされています。
新iPad Proはサイズ2つで外部ディスプレイ接続にも対応、新型Apple Pencilもリリース?情報通からのうわさ
新型の磁気コネクタ
SlashLeaks新iPad Proには外部アクセサリー用に磁気コネクタが新設されるとのこと。
これまでスマートコネクタがあった本体側面から、Lightningコネクタ(に該当する場所)の上に移動するとの説は、予想CAD画像や10.5インチ用とされるケース画像などで、何回か確認されています。
新iPad Proはスマートコネクタの位置が移動、縦置きに?ケースのリーク画像が公開
この端子は新型スマートキーボードやその他のサードパーティ製品など、様々なオプション機器を接続できるとの噂も伝えられています。
本体の厚みはシリーズ最薄となり、ヘッドホン端子が廃止
新型iPadにはヘッドホンジャックがない。なぜなら5.9mmの厚さでは余裕がないから......という
有名リーカーのツイートは、海外リークサイトSlashLeaksのリーク情報(5.86mm)ともほぼ一致。
この数値は現行の10.5インチiPad Proの厚み6.1mm、12.9インチ版が6.9mmと比較しても薄く、「iPadシリーズ史上最薄」となります。ちなみに初代iPadの厚みは13.4mm(!)でした。Of course no headphone jack on the upcoming new iPad. 5.9mm thickness is pretty good though.
- CoinCoin (@coiiiiiiiin) 2018年10月12日
新型iPad Proではヘッドフォンジャックが廃止?「薄すぎて余裕がない」とのうわさ
さらにSlashLeaksが公開した画像では、新iPad Proは大小2サイズあり、大型モデルは215.00mm × 280.66mm、小型モデルが178.52 × 247.64mmとのこと。ベゼル幅は6mmで、サイドボタンを含めると7.2mmとされています。
新型MacBook Airは低価格かつ高速化、そして高解像度に?
最新機種が2015年に投入されて以来、すでに3年も更新が止まっているMacBook Air。MacBook Pro(2018)やiMac ProなどMacシリーズの高価格化が進んでいるなかで、学生にもお求めやすいエントリーモデルの新型に注目が集まっています。
「安価なMacBook Airが登場する」との噂は、今年はじめから何度となく繰り返されてきました。
アップル製品関連の観測で有名なアナリストMing-Chi Kuo氏が「アップルが2018年第2四半期に発売」と予測したのをはじめ、7月にはEEC(ユーラシア経済委員会)データベースに複数の「macOS 10.13 High Sierra搭載」デバイスが発見。そして、8月には「10月から12月に大手サプライヤが大量出荷」の噂も報じられました。
それだけに「今度こそ」との期待が高まっている、今回の新製品発表イベント。意外と具体的な情報は少ないのですが、これまでの噂をまとめると次の通りとなります。
現行MacBookを下回る低価格
上記のアナリストMing-Chi Kuo氏は「"Lower Priceタグ付き"の新製品」との予測を発表。米Bloombergも「1000ドル以下のMacbook Air」としており、現行モデルの999ドル(日本円価格9万8800円)を下回る価格での発売が期待されました。アップル、低価格な新型MacBook Airをこの春発表?ディスプレイ解像度向上に期待
しかし、台湾の製造業界誌DigiTimesからは「価格は1200ドルを予定している」との報道もあります。いずれにせよMacBook Pro(2018)と比べれば安価とはいえ、現在のアップルが定義する「エントリーモデル」の価格帯はどの辺りかが気になるところです。
Karby Lake Refreshプロセッサを搭載
台湾の経済系新聞メディア経済日報は、「インテルの第8世代Kaby Lake Refreshプロセッサを採用し、今年秋に発売される」との見通しを報道。元々はCannon Lakeプロセッサを予定していたものの、10nmプロセス生産が2019年末までずれ込む見通しから、代わりに採用されたと伝えています。
低価格の新型MacBook Air、Kaby Lake Refresh採用のうわさ。前世代より大幅にスピードアップ?
2017年に投入されたKaby Lake Refreshは決して最新プロセッサとは言えません。とはいえ、クアッドコアCore i5ないしCore i7プロセッサ。そして2015年発売の現行MacBook AirはデュアルコアCore i5とCore i7プロセッサということで、大幅に高速化が期待できそうです。
ディスプレイサイズは13インチ、解像度は2560×1600ドット
今年3月時点で、台湾メディアのDigiTimesから「ディスプレイのサイズは13インチで、MacBook Proと同等の2560×1600ピクセル」との報道がありました。
13インチRetina版MacBookが今年中に登場?価格はMacBook Airと同程度か、少し高いぐらいとのうわさ
ただし、これ以降のディスプレイに関する噂は、他のメディアも含めてほとんどありません。
以上、新MacBook Airを待望する人々による期待の平均値を取れば「少しお高くなってもいいから、CPU高速化と高解像度化を希望」といったところでしょうか。
ほか、新iPad ProとMacBook Air以外に期待される新製品は、ワイヤレス充電対応の新AirPodsケースや、アップル純正ワイヤレス充電マットのAirPowerの2つでしょう。
ただ、前者は9月の発表イベント後はほとんど新たな噂がありません。後者にいたっては公式サイトからほぼ抹消され、少なくとも今年中の発売は望み薄と予想されています。アップル製品ファンも安心して(?)新iPad Proと新MacBook Airの2つに集中できるかもしれませんね。