一方で、ナタリアは警察に「法的手続きをして子供を養子にしようと思ったが、生活状況や経済的余裕を審査されると許可されないと思った」と話している。人身売買の犠牲となったインナの子供は今後、孤児院に引き取られる可能性が高いとされている。なお現在、インナとナタリアは捜査終了まで自宅謹慎中の身となっており、裁判で有罪となれば最大10年の懲役刑が科せられる可能性もあるという。

このニュースを知った人からは、「悲しすぎる」「デスパレートになっていたとしても、他に選択肢がなかったんだろうか」「孤児院にやられる子供の将来がもう見えた気がした…」「家族ももっとサポートしてあげればよかったのに。貧困だからどうにもならなかったのかな」「どっちも悪いけどこの女教師も身勝手すぎる」「子供を手放したくなかった母親なのに、もう二度と子供に会えないかもしれないなんて辛すぎるね」「助けが欲しかったんだろうけど、誤った選択をしたんだよね…」「今でもこういうことが起こっているロシアってショッキングだな」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年9月19日付「Heartbreaking moment mum ‘hands over baby to woman for just £34’」(Picture: east2west news)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)