家庭の事情で栃木を退団したFWネイツ・ペチュニクがユース時代を過ごした母国3部クラブへ加入

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12日に家庭の事情で栃木SCを退団した元スロベニア代表FWネイツ・ペチュニク(32)が、スロベニア3部リーグNKドラボグラードに加入した。クラブが公式フェイスブックアカウントで発表した。

ネイツは、NKドラボグラードのユースチーム出身。2002年7月にNKツェリェへと移籍すると、2008年7月にスパルタ・プラハへと移籍。その後、ナシオナル(ポルトガル)やシェフィールド・ウェンズデイ(イングランド)、レッドスター・ベオグラード(セルビア)を経て、2014年12月にジェフユナイテッド千葉へと移籍し、Jリーグに挑戦した。

千葉では1シーズン在籍し、明治安田生命J2リーグで39試合に出場し14ゴールを記録。翌年には大宮アルディージャへと移籍すると、明治安田生命J1リーグで21試合に出場し1ゴール、YBCルヴァンカップで6試合に出場し2ゴール、天皇杯で4試合に出場し1ゴールを記録。2シーズン目はJ1で7試合、ルヴァンカップで4試合、天皇杯で2試合に出場すると、シーズン途中の2017年7月に栃木SCへ完全移籍。明治安田生命J3リーグで12試合に出場し6ゴールを記録。最終節のアスルクラロ沼津戦でゴールを決め、チームのJ2復帰に貢献。今シーズンはJ2で22試合に出場し2ゴールを記録していた。

また、スロベニア代表としても31試合に出場し6ゴールを記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップで2試合に出場していた。

ネイツは、「この度、家庭の事情によりスロベニアへ帰国する事となりました」と退団の挨拶で話していた通り、母国の3部リーグであり、自身が最初に所属したクラブへと入団した。