中小・中堅企業の登竜門「発明大賞」応募受付中
「発明大賞本賞」「発明大賞東京都知事賞」「発明大賞日本発明振興協会会長賞」「発明大賞日刊工業新聞社賞」にそれぞれ1件のほか、「発明功労賞」「考案功労賞」「発明奨励賞」「発明育成賞」として複数件を表彰する。応募締め切りは9月30日(当日消印有効)。表彰式は来年3月中旬に東京都内で予定している。
応募などの問い合わせは、(公財)日本発明振興協会(03・3464・6991)へ
公式ページ:[http://www.nikkan.co.jp/html/hatsumei/{http://www.nikkan.co.jp/html/hatsumei/}]
前回受賞企業の発明を紹介
【本賞】半導体工場における配管型反応生成物捕集器=大成技研
うず溝構造を利用した排ガス用の微粒子捕集フィルター。半導体製造装置(CVD)などから排出されるガスから微粒子を捕集する。装置内部にうず溝構造を設け、排ガス中に含まれる微粒子を遠心力で分離する。従来の除去方法は、操業を停止して、分解するといったメンテナンスが必要であった。さらに、微粒子そのものの影響で真空ポンプの寿命が短くなるという課題があった。
開発した捕集器は圧力損失が小さく、フィルターの目詰まりが小さく長寿命という特徴がある。さらに、うず流旋回吸着と高機能フィルターによって1マイクロ―300マイクロメートルという幅広い粒子径の粉じんを捕集できる。
(大成技研=東京都足立区、03・3858・8701)
【東京都知事賞】粒状体地盤コアバーレル=基礎地盤コンサルタンツ
土木・建築構造物の建設に必要な地盤調査時、砂れき地盤など崩壊しやすく取り出すことが困難な地盤で、原地盤状態を乱さずにサンプルを採取する技術。地質観察や強度情報を得る室内土室試験の試料採取を目的に使われる。
従来手法では、サンプリング時に試料表面や細粒土を消失してしまっていた。本技術は、潤滑剤として高粘性流体を使うことで、原地盤状態を乱さずに試料の採取が可能である。水溶性ポリマー溶液を使って試料表面を保護し、崩壊しやすい砂れき地盤の採取が可能になった。
