ロゴは製品や会社、プロジェクトの象徴となるもので、イメージを左右する非常に重要な要素。コーダーでデザイナーでもあるAras Atasaygınさんは、そんなロゴをオープンソースのプロジェクトに対して無料で配布する「OPEN LOGOS」を公開しています。

OPEN LOGOS

http://openlogos.org/



OPEN LOGOSは、オープンソースプロジェクトに対してサイトに表示されているロゴを無料で与えていくというもの。サイト上に示された「How it works」をクリックすると、OPEN LOGOSの概要が示されます。



OPEN LOGOSは以下のような内容となっています。

◆現在進行中のオープンソースプロジェクトに対して付与される

◆1つのロゴは1つのプロジェクトに対して与えられるので、ロゴを主張するプロジェクトが重複することはない。

◆全てのロゴは専用のGitHubページがあり、そこで自分のプロジェクトを紹介してロゴを希望していることを伝えることができる。

◆コミュニティはあなたのコメントに対して賛成票を投じることができるし、あなたもまたロゴを希望する別のプロジェクトに賛成票を投じることができる

◆2018年7月1日から月末までで、賛成票に応じて1日1つずつロゴを与える。

記事作成時点でサイト上にあるロゴは以下の全30種です。



「hangry birds」というロゴをクリックしてみると……



GitHubに飛びました。カラーとモノクロの2種類のアイコンが表示されています。



そして、このアイコンの下にコメントが投稿されており、各エンジニアが自分のオープンソースプロジェクトの紹介を行う仕組み。hangry birdsには2件のコメントが寄せられていました。



うち1件には「bad」の評価が1つ、別の1件には「good」の評価が5つ。この評価によって、どのプロジェクトにロゴが付与されるのかが決まっていきます。



ロゴは抽象的なものからイラストっぽいものまでさまざま。探偵っぽいロゴをクリックしてみます。



白・黒いずれでもはっきりと目立つ仕様ですが、コメントはなし。つまり「プロジェクトにこのロゴを使いたい!」という人はまだいないようです。



しかし、ダイスのようなやや抽象的なロゴは……



ずらーっとコメントが並んでおり、ロゴゲットのために激烈な争いが繰り広げられていました。しかし先着順ではないので、このロゴが欲しい!と思ったら今からでもコメントを寄せることでOPEN LOGOSに参加することが可能です。