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 お笑い芸人のインパルスの堤下敦(40)が27日の午前10時35分頃、横浜市神奈川区の国道で乗用車を運転中に、ごみ収集車に追突した。ごみ収集車に乗っていた2人は首などに軽傷を負った。神奈川署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで捜査している。堤下は6月14日の未明、睡眠導入剤の影響で正常な運転ができない恐れがあったのに車を運転し、9月に道交法違反(過労運転、事故不申告)の疑いで書類送検されたばかりだった。

 堤下の交通事故を受けて所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは28日、「事態の重大さを認識し、当分の間、堤下の芸能生活は控え、謹慎とさせていただきます」との処分を発表した。

「芸能界では堤下のトラブルメーカーぶりは有名でした。2015年11月にはインターネット生放送に泥酔したうえで出演、一般女性を罵倒するという醜態を晒し批判を浴びている。それ以前の2013年の元旦には森三中の大島美幸(37)が生放送中に吉本で同期の堤下を名指しで批判。黒沢かずこ(38)が陰湿ないじめを受けていたと暴露されたことも。前回の睡眠薬騒動から日も経っておらず印象は最悪です。もはや各局に堤下を使う理由は見当たらず、このままテレビからは完全に消えていく可能性が高いでしょう」(前出・関係者)」(テレビ局関係者)

 堤下は「この度は人身事故を起こしてしまい、被害者の方々に深くお詫びいたします。重ねて、ファンのみなさま、関係者のみなさまにご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ございません」とのコメントを発表した。前回の睡眠薬騒動の際は、出演中の連続ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)の最終回が放送中止にもなり兼ねない事態に陥り、その後は実質的にフジテレビ出入り禁止になっていたとも。

 いじめに泥酔トラブル、さらには不注意による交通事故連発と情けないばかりの不祥事を重ねていく堤下。このまま表舞台からはひっそりと消えていくことになるだろう。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。