石井一久氏が西武とのCSに臨む楽天に助言 「菊池雄星にあえて左打者で」
14日に幕を開けるプロ野球・クライマックスシリーズ(CS)。13日放送、フジテレビ「THE NEWS α」では、解説者の石井一久氏がパリーグ2位西武と3位楽天の対戦を予想。楽天は左打者で固めるべきとの見解を示した。
3試合制のファーストステージ、初戦で先発を飾るのは両軍のエース。西武は16勝6敗(防御率1.97)の菊池雄星、楽天は15勝7敗(防御率2.57)の則本昂大だ。
ともに球界を代表するピッチャーだが、直接対決の成績は菊池に軍配が上がる。則本が西武相手に1勝2敗(防御率5.76)だったのに対し、菊池は楽天戦で8戦全勝(防御率0.82)。14日の予想オーダーのうち、楽天打線で菊池相手に打率が3割を超えたのはペゲーロしかない。
石井氏は「西武がちょっと有利」と認め、12球団で最もヒットを打たれていない菊池を打ち崩すのは難しいとしつつ、あえて打線を左打者で固めるように楽天に進言した。
一般的に左打者は左投手に苦手意識があるが、今季の菊池に限ると、左打者相手の被打率が1割9分3厘と、右打者の1割7分9厘を上回っている。さらに楽天に限れば、左打者相手が2割4厘、右打者相手が8分7厘と、圧倒的に左打者にヒットを許しているのだ。
菊池は楽天打線に対し、三振を獲った数も左打者相手の方が少ないというデータがある。石井氏は、左投げの投手は左打ちの打者に対して苦手な球種がひとつできるとし、バッターとしては狙い球がやや定めやすくなるのだと解説した。
とはいえ、CSという大舞台だけに、石井氏も「無難にいきたい」のが普通だと認め、楽天が奇策を取れるかどうかは分からないとコメント。いずれにしても、両エースの好投で「ハイレベルでロースコアなゲーム」になるのではないかと予想した。
3試合制のファーストステージ、初戦で先発を飾るのは両軍のエース。西武は16勝6敗(防御率1.97)の菊池雄星、楽天は15勝7敗(防御率2.57)の則本昂大だ。
石井氏は「西武がちょっと有利」と認め、12球団で最もヒットを打たれていない菊池を打ち崩すのは難しいとしつつ、あえて打線を左打者で固めるように楽天に進言した。
一般的に左打者は左投手に苦手意識があるが、今季の菊池に限ると、左打者相手の被打率が1割9分3厘と、右打者の1割7分9厘を上回っている。さらに楽天に限れば、左打者相手が2割4厘、右打者相手が8分7厘と、圧倒的に左打者にヒットを許しているのだ。
菊池は楽天打線に対し、三振を獲った数も左打者相手の方が少ないというデータがある。石井氏は、左投げの投手は左打ちの打者に対して苦手な球種がひとつできるとし、バッターとしては狙い球がやや定めやすくなるのだと解説した。
とはいえ、CSという大舞台だけに、石井氏も「無難にいきたい」のが普通だと認め、楽天が奇策を取れるかどうかは分からないとコメント。いずれにしても、両エースの好投で「ハイレベルでロースコアなゲーム」になるのではないかと予想した。