さらに紙のノートを捨てるようにしました。プロジェクト毎にノートを付けていたのですが、これも、テキスト文書で保存するようにしました。これだけで、日常持ち歩く仕事道具が大幅に削減されました。
その後、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)が登場して、予定表やアドレス帳や文書管理などできるようになってきますが、その環境をワープロにて行っていたのです。

さらに、ワープロにモデムを内蔵させて、電話のモジュラー回線を利用して、アナログ発信をして、パソコン通信も活用するようになります。

まだインターネットがない時代でしたが、パソコン通信を通じて、情報のやりとりやメールのやりとり、チャットなど行っていました。ワープロ本体は、電池駆動の小型の機種で、プリンターは別体型を使い始めていましたので、どこでも持ち歩ける情報端末として活用できたのです。

スマートフォンが登場する20年以上前から、ワープロという機器でモバイルな活用を行っていました。
今のように小型で軽量、高機能な機器を誓う便利な世界を夢見ながら、ワープロを駆使して、工夫をしながら活用していた毎日でした。
その時は苦労も多かったわけですが、それはそれで楽しく、今ではよい思い出です。

ワープロで学んだモバイル技術も、今のスマートフォン活用にしっかりと繋がっていると感じています。


伊藤浩一