知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第五回「HDDの増設」
前回は、QNAPが外部から攻撃を受けないように、不正アクセスを受けないにするための「セキュリティの設定」を紹介した。なお本稿公開と同時にQNAP連載の専用ページもオープンしたので、今後は本連載の各回を参照したい場合は、専用ページからアクセスしてほしい。
■意外と早くQNAPのHDDがいっぱいになってしまう可能性
データを次々に保存して行けば、いつかはいっぱいになってしまう。それは誰もが理解していると思う。本連載で紹介しているQNAPに搭載しているHDDは2テラバイトが1台だ。普通に使っていたら、2~3年は余裕で持つ容量だと言える。
しかし、高解像度のデジカメ画像や自分で撮影した4K動画などを、次から次へとQNAPに放り込んで行くと、数テラバイトクラスの容量であっても意外に早くいっぱいになってしまうのだ。
こうしたことに加えて、AndroidスマホやiPhoneのバックアップデータ、パソコンのシステム全体のバックアップデータをQNAPに定期的に保存しているようなケースもあるだろう。データのバックアップは重要なため、気軽に削除するわけにはいかない。
いずれにせよ、どれだけ大きな容量のHDDを用意していたとしても、いつかは容量不足に陥ってしまうのだ。本連載で扱っている「Turbo NAS TS-231+」(以下、QNAP)は、HDDを2台搭載できるようになっている。
ということで今回は、データ保存用のHDDを増設するケースを紹介しよう。
なお、QNAPは2台のHDDでデータが消失しないよう保護しつつデータを読み書きできる「RAID(レイド)構成」にも対応している。このRAIDの構築方法は、別の機会に紹介する。2台目のHDDの装着までは、本連載と同じ手順なので、RAID構成の回のHDD装着に関しては、今回を参考にしていただければと思う。
■ホットスワップが可能とはいえ電源は必ず落とす
QNAPは、実は電源が入ったままでHDDの抜き差しが可能なホットスワップという機能に対応している。NASは、HDDを交換するのにいちいち電源を落としていたら、他のユーザーがアクセスできなくなってしまうため、電源が入ったままでHDDの着脱が可能になっているのが普通だ。
しかし、自分だけで使っているNASであるなら、HDD増設時にQNAPを利用するということはないだろうし、別のユーザーがアクセスするということもないだろう。特にQNAPの電源を入れておく必要でもない限り、電源を落としてからHDDを装着したほうが、より安全だと言える。