XperiaやZenFoneで簡単に360度写真が撮れる、外付けパノラマカメラが登場か
自分の周り360度を一度に撮影できるので、なかなか面白い。
日本のリコーが「THETA」を発売して以来、いくつかのメーカーがこの360度カメラを製品化している。価格もそれほど高くないので、興味を持っている人も多いだろう。
しかし毎日、スマホとは別にTHETAのような360度カメラを持ち歩くというのはちょっと面倒だ。毎日の充電も負担になってしまうだろう。
だがeCaptureテクノロジーが開発した「LyfieEye」があれば、手間や面倒なしで、いつでもどこでも手持ちのスマホで360度のパノラマ写真を撮ることができるのだ。
LyfieEyeはクラウドファウンディングサービスのKickstarterで資金を募集中で、目標額の到達まであとわずかとなっている。一体どんなカメラなのだろう？
LyfieEyeは小型のボール型のカメラだ。その一端にはマイクロUSB端子があるので、XperiaやGalaxy、ZenFoneなどのマイクロUSB端子の有るAndroidスマホに直接刺して利用する。電源はスマホから供給されるので、LyfieEyeを充電しておく必要はない。
スマホに直接取り付け出来る360度カメラ「LyfieEye」
また最近のNexusシリーズのように、USB端子がType-Cになっているものも、変換アダプタを使えばそのまま取り付けて利用することも可能だ。
LyfieEyeの使い方は簡単。スマホのお尻の部分に取り付けたら、あとは専用アプリを使って撮影すればよい。
静止画はもちろん、動画の撮影も可能だ。撮影中の動画はアプリ画面でリアルタイムにモニタリングできるので、動きの激しいペットや子供を撮影するときも、被写体を逃してしまうことは無い。
そして撮影後のパノラマ動画や写真はYouTubeやFacebookにアップロードできる。
専用アプリを使わなくても、SNSで手軽に360度の動画や写真をシェアすることができるわけだ。もちろん最近流行りのVRゴーグルを使えば、臨場感あふれるパノラマ動画に没頭することも出来る。
スマホのマイクロUSB端子に直接刺すだけで使える
パノラマ写真に興味あるけど、360度カメラをわざわざ買うのも面倒と思っている人も、撮りたい時にサクッと取り付けるだけで使えるLyfieEyeは使いやすい製品だろう。サイズも小さく丸いので、付属のポーチに入れてカバンの中に入れておいても邪魔にはならないだろう。
LyfieEyeの価格は149ドル、1万5000円強が予定されている。早期出資者は109ドルとさらに安く買えるので、気になる人は投資してみるのもいいだろう。
山根康宏
