Googleカレンダーの地味さを改善!土日、祝日の色を自由に設定できるChrome拡張機能「G-calize」

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Googleカレンダーは、スケジュール管理からカレンダーとしても、とても便利なアプリだ。
だが、色関係のカスタマイズは意外なほど貧弱だったりする。

しかし、今回紹介するGoogle Chromeの拡張機能「G-calize」を使えば、曜日ごとに背景色・文字色を設定することができる。

曜日を色でパッと把握したい人には、ぜひおすすめしたい。

●曜日と祝日の背景色・文字色を自由に設定できる
Googleカレンダーは、個人でも企業でも広く活用されているカレンダーサービスだ。
筆者も10年近く使い続けているが、仕事とプライベートの予定をすべて登録しているので、Googleカレンダーがないと、ほぼ何もできなくなってしまう。

最大の特徴は、実用本位でむだな機能がほとんどないことだ。
特に見た目に関する機能はあえて搭載していない印象で、見た目をカスタマイズする機能は、とても強力とはいえない。

たとえば、
一般的なカレンダーで見られる土曜日の背景を青、日曜日の背景を赤で表示することさえもできない。
慣れてしまえば特に困らないが、せめて土日くらい、青と赤で表示してほしいという人もいるだろう。

そこで今回紹介するのが、「G-calize」というChrome拡張機能だ。

G-calizeをインストールすると、ツールバーにボタンが追加される。
クリックすると曜日ごとの背景色と文字色をカスタマイズする専用の画面が表示される。デフォルトでは、日曜日が赤、土曜日が青の背景色となっているが、もちろんまったく別の色に変更することも可能だ。
さらに、祝日の設定では、祝日のカレンダーを選択したうえで、祝日の背景色・文字色を設定することもできる。

もちろん、設定した背景色は、月表示や週表示、予定リストなどのすべてに反映される。曜日を色でパッと把握したいなら、ぜひインストールしておきたい拡張機能だ。


G-calizeのページ。[CHROMEに追加]をクリックしてインストールする。



ツールバーにG-calizeのボタンが追加される。



ボタンをクリックすると、色をカスタマイズする専用の画面が表示される。曜日ごとに色を指定できる。今日の色も設定可能。設定したら、最後に[保存]ボタンをクリックする。



祝日の設定画面。世界各国の祝日を読み込んで色を設定したら、[色を有効]をオンにして[保存]ボタンをクリックする。



土曜日は青、日曜日は赤の背景色で表示される。画面は月表示。



同様に、週表示でも設定した背景色で表示される。



予定リストでも曜日の色が表示される。色でパッと曜日を把握できるので、とても便利だ。


井上健語(フリーランスライター)