蔡総統、中南米の友好国訪問へ=就任後初の外遊/台湾
(台北 8日 中央社)蔡英文総統が6月中に、中華民国(台湾)と国交を持つ中米・パナマと南米・パラグアイを訪問することが8日、分かった。李大維・外交部長(外相)が立法院(国会)外交・国防委員会で明らかにした。蔡総統の外遊は、先月20日の就任以来初めて。
ただ、今回の外遊にかかる費用について李氏は、外交部の外遊予算が不足しており、同部の国際会議交流費から4000万台湾元(約1億3300万円)を捻出する必要があると語った。一方、馬英九前総統が退任直前の3月に行った外遊の影響があるかについては、回答を避けた。
これに対し、馬氏の事務所は同日、費用は蔡総統の外遊には影響しないことを原則として外交部が検討、決定したものだと強調。経費の使い込みもなかったと説明している。
(唐佩君、謝佳珍/編集:杉野浩司)
ただ、今回の外遊にかかる費用について李氏は、外交部の外遊予算が不足しており、同部の国際会議交流費から4000万台湾元(約1億3300万円)を捻出する必要があると語った。一方、馬英九前総統が退任直前の3月に行った外遊の影響があるかについては、回答を避けた。
これに対し、馬氏の事務所は同日、費用は蔡総統の外遊には影響しないことを原則として外交部が検討、決定したものだと強調。経費の使い込みもなかったと説明している。
(唐佩君、謝佳珍/編集:杉野浩司)