少女誘拐事件の寺内容疑者は「女子高生アニメ好き」に異論噴出 源氏物語に注目集まる/画像はFacebookより

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未成年者誘拐容疑で身柄を確保された寺内樺風容疑者(23)が、女子高生が主人公のアニメに夢中だったと報じられた。アニメやゲームの影響を強調するマスコミの報道にネットでは異論が噴出している。


29日に日刊スポーツが高校時代の同級生の話として伝えた内容によると、寺内容疑者はアニメ『涼宮ハルヒ』に熱中し、キーホルダーをカバンに付けていたという。テレビのニュース番組も女子高生アニメ好きという情報を取り上げた。


残虐な事件や少女が被害を受けた事件の加害者は、漫画やアニメ、ゲームの熱狂的なファンであったと報道されるケースが多い。今回の事件でもサブカルチャーの影響が強調されたため、ネットでは違和感や批判の声が上がっている。中でも、少女を育てて妻にする『源氏物語』との類似点に注目が集まり、多くのコメントが寄せられている。
「女子高生アニメ見て中学生誘拐するなら、源氏物語に熱中している人はどうなっちゃうの」
源氏物語の愛読者だった場合、内容としては涼宮ハルヒよりも源氏物語の方がよほど事件との距離は近いと思う」
「高校時代に源氏物語を扱う授業を受けていた、という報道もやってほしい」
「『源氏物語』が本当にヤバいのは、幼女誘拐・監禁・淫行・義母密通・準強姦といったロイヤルストレートフラッシュな主人公が皇室の第二皇子であり当時の政務最高職(太政大臣)を務めていた、という部分」


一方、「源氏物語を幼女誘拐とか、光源氏のみだらな女性遍歴の話だとかいう安易な解釈。しっかり、ちゃんと勉強してから言及してください。古典文学は、そんな軽いものじゃない」、「キャプ翼に影響されてサッカー選手になった人だっているんだし、悪い影響を受けないように気をつけましょうね〜、じゃイカンのか?」と、『源氏物語』を引き合いに出すことへの反論も寄せられている。