チェルシーの"神童”ケネジ、ロベカル級の悪魔的ミドルが炸裂!SB起用が的中

写真拡大

フース・ヒディンク体制になってから、プレミアリーグでは未だ無敗を続けるチェルシー

1日に行われたプレミアリーグのノリッジ戦でも1-2と勝利し、見事3連勝を飾っている。

そんなこの試合では、キックオフからわずか39秒でチェルシーが先制に成功している。

自陣でボールを奪うと、ベルトラン・トラオレやセスク・ファブレガスを経由しカウンターに。エデン・アザールがボールを持ち運ぶと、左サイドをオーバーラップしてきたケネジにパスを送り…

カットインしたケネジはペナルティエリアのすぐ外から左足を振り抜き、これがGKジョン・ラディの左手をかすめゴールに!まるでロベルト・カルロスを彷彿とさせるような悪魔的な弾道であった。

フルミネンセの下部組織出身で、昨年行われたU-20南米選手権にもブラジル代表として出場したケネジ

右サイドからのカットインと左足での強烈なシュートを得意とすることから“ブラジルのロッベン”などと形容されるアタッカーで、本職は右ウイングである。しかし、ヒディンク監督はこの試合でケネジを左サイドバックとして先発起用し、ケネジもそれに応えた形だ。

フッキやアドリアーノにも近いという左足の破壊力を存分に発揮したケネジは、これが今季チェルシーでの2点目となった。