AFX通信によると、米小売最大手のウォルマート・ストアーズは先週末の4月30日、4月の既存店売上高見通しを発表した。それによると、4月の伸びは前年同月比0.9%増となり、同横ばい−2%増とした前回予想(4月9日)内の低調な伸びとなったもよう。4月の既存店売上高が低迷した要因について、アナリストのリチャード・ヘイスティングス氏は、原油高による消費の鈍化に加え、特に南東部や中部大西洋岸で気温が平年に比べ低下し、春物衣料や園芸用品の販売が不振だったためとしている。また、同社も売上高の不振要因について、原油高による影響を挙げた。同月の既存店売上高の確定値は5日に発表される予定。同社の株価は前週末4月29日、前日比0.19%高の47.14ドルで引けた。【了】