バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキが、レアル・マドリーと交渉していると噂されている。代理人のチェザリ・クハルスキ氏が、レアル対ヘタフェの一戦でサンチャゴ・ベルナベウを訪れていたというのだ。

それだけではない。クハルスキ代理人がいたのは、レアルが直接招いた人物しか入れないセクションだったという。実際、同代理人はレアルのフロレンティーノ・ペレス会長やホセ・アンヘル・サンチェス氏と話しているところを目撃された。

バイエルンは以前からレヴァンドフスキの契約延長を目指している。現在の契約は2019年までだ。だからこそ、クハルスキ氏が隠れもせずベルナベウにいたのは、バイエルンとの交渉でより良い条件を引き出すために、レアルを利用したとの見方もある。

ただ確かなのは、2013年4月24日の対戦でレヴァンドフスキに4得点されてから、レアルが同選手を補強候補にみているということだ。最近のカリム・ベンゼマの問題を考えれば、レアルが新たなセンターフォワード獲得に動くことはあり得る。

カルロ・アンチェロッティ氏はレアル時代、「チェルシーにいたときから彼を追っていた。マドリーに連れてきたかったのだが、もうバイエルンと合意していて遅すぎたんだ」と、レヴァンドフスキへの関心を明かしている。

スペイン(『As』)でもドイツ(『Bild』)でも、レアルのペレス会長はレヴァンドフスキ獲得作戦を開始したと報じられている。クリスティアーノ・ロナウドに続くサラリーを用意する考えだそうだ。『As』は、レヴァンドフスキがバロンドールの最終候補に選ばれなかったことに強く落胆していると報じている。レアルに移籍し、ガレス・ベイルやC・ロナウドとプレーし、バルセロナの「MSN」と対戦するようになれば、バロンドールへも近づけるというのだ。

だが、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは最近、「クラブが何としてでも引き止めたいと思う選手は誰も売らない」と強調している。たとえ、とてつもない金額だとしても、レヴァンドフスキを売るのは“敗北”ということだ。

クハルスキ代理にはそれを知っている。だからこそ、ベルナベウにいたのは、バイエルンを驚かせ、より好条件での契約延長を手に入れるための動きでしかないのかもしれない。