30日のセリエA第14節で、フィオレンティーナと1-1と引き分けたサッスオーロのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、試合後に次のように述べている。

「素晴らしい試合だった。結果も悪くない。後半は高い位置でプレスをかけ、ゴールを奪うこともできた。だが、難しかった序盤からの巻き返しに満足しているよ」

サッスオーロはミランと並ぶ勝ち点23で6位につけている。

「ナポリ戦のように序盤は苦しんだが、見事に巻き返して素晴らしい試合をした。ビッグクラブ相手の方が良いプレーをしている? 我々には大きなプレッシャーがない。注意力を高めるには、さらなる刺激が必要なんだ。我々はどこが相手でも同じモチベーションでなければいけない。だが、ビッグクラブは自分たちの試合をしようとしてくる。我々はその恩恵を受けているんだ」

ドメニコ・ベラルディが出場停止だったが、サッスオーロはそれを感じさせなかった。

「私はいない選手ではなく、いる選手について話したい。ウチはあと2試合、ドメニコがいないんだ。チームはメンバーが代わっても常に見事に答えを出している。ポジションが確約されている選手はいない。全員がそれを理解しなければいけないよ」

ローマからの関心が噂されるディ・フランチェスコ監督は、このようにも述べている。

「うれしいよ。だが、(ルディ・)ガルシア監督にしっかり仕事をさせてあげようじゃないか。彼はずっとうまくやってきた。チャンピオンズリーグでもリーグ戦でも、まだレースに残っている」