睡眠不足が続くのは辛いもの。いつも忙しい現代生活では睡眠時間をしっかりとれないという方もいるでしょうし、ストレスによる不眠症で眠りたくても眠れないという場合もあるでしょう。そんな時は少しだけ食べ物を見直してみてはいかがでしょうか。

食べ物で睡眠不足を解消ってどういうこと?

ストレスにさらされた体は自律神経のバランスが崩れた状態です。神経が過敏になって、眠りたいと思っても快適な眠りを取ることはできません。もちろんお医者さんに相談するという方法もありますが、食品に含まれる成分のなかには脳をリラックスさせたり、眠気を誘うホルモンの分泌を促す働きがあるものがあります。それらの成分に注目することで、自然とゆったりとした眠りを取れるようになるかもしれません。

脳をリラックスさせるにはカルシウムとパントテン酸

脳をリラックスさせるにはカルシウムが効果的。カルシウム不足は神経過敏を招くので、睡眠不足の要因になってしまうのです。夕飯にカルシウムが多く含まれる大豆製品や小魚、小松菜などを多めに食べたり、寝る前にホットミルクを飲むのもおススメです。パントテン酸は水溶性ビタミンのひとつですが、ホルモンの合成に関与しているため、ストレスへの耐性を強くし疲れにくくする効果があります。パントテン酸を多く含む食品はレバーや納豆、干しシイタケなど。干しシイタケならカルシウムの吸収をアップするビタミンDも豊富なのでさらに効果的です。

眠気を誘うホルモンの分泌にはトリプトファンと硫化アリル

神経伝達物質のひとつであるセロトニンには、心を安定させて安らぎをもたらす働きがあり、セロトニンが不足すると不眠症になってしまいます。セロトニンの分泌を促すには、その材料となるトリプトファンを含む食べ物が効果的です。トリプトファンは乳製品や大豆製品、カツオやマグロ、ナッツ類、バナナなどに多く含まれています。硫化アリルは疲労回復に効果のある成分。直接、睡眠に作用するわけではありませんが、疲労が蓄積することで睡眠不足になってしまうことも多いので、疲労回復した体で深い睡眠に入るためには有効です。硫化アリルが含まれる食品は玉ねぎやニラなどです。

いかがでしたか?睡眠不足が続く時でも、食べ物を工夫することで解消できるかもしれません。サプリメントを上手に利用するのもいいでしょう。


writer:岩田かほり