マーリンズ・イチロー【写真:田口有史】

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今季最終戦で初マウンド、「長きに渡るリストに1イニングのピッチングを加える」

 マーリンズイチロー外野手が4日(日本時間5日)のフィリーズ戦で念願の投手デビューを果たした。敵地での今季最終戦で、2−6とリードされた8回にこの試合4人目の投手として、メジャー15年目のキャリアで初めてマウンドに立ち、1回2安打1失点のピッチングを見せた。レジェンドのピッチングを地元メディアも注目。MLB公式サイトは「イチローがピッチャーとして最初のイニングを記録」と速報している。

 記事ではメジャー最年長野手のマウンドでの勇姿をこう伝えている。

「41歳の奇跡イチロー・スズキは2357試合目の出場となった。リーグの象徴的な外野手はメジャー通算2935安打を放っている。そして、日曜日のフィリーズ戦での2−7の敗北で、イチローのこれまで達成した長きに渡るリストに1イニングのピッチングを加えることになる」

 スプリングキャンプから、ときにピッチング練習を行うイチローの投手待望論はマイアミのメディアで報じられることもあった。レジェンドがマウンドに上がると、敵地シチズンズ・バンク・パークの観衆も沸いたほどだ。

最速は142キロ? MLB公式サイトによる投球詳細は?

「フィリーズが6−2でリードする中、イチローは8回裏に投げた。先頭打者オドゥベル・ヘレーラへの二塁打とダーネル・スウィーニーの打点で1失点を喫した。イチローは打者5人と対戦し、速球は最速87マイル(約140キロ)を記録した」ともレポートされている。

 ただ、テレビ中継やMLB公式サイトによると、フレディ・ガルビスの初球のストレートで88マイル(約142キロ)を記録しており、これが最速となっている。また、同サイトの投球詳細では、イチローは18球を投げ、ストライクは11球。 フォーシーム(直球)が5球、チェンジアップが6球、スライダーが2球、カーブが4球、カットボールが1球と分析されている。

 投手イチローは惜しい1失点で防御率9.00となっている。打席ではこの日、2打数無安打2三振で、打率は2割2分9厘で2015年シーズンを終えた。