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 5月25日、一般女性との入籍を発表したシャルケのDF内田篤(27)。6月2日発売の「女性自身」(光文社)では、「サッカー日本代表内田篤人の結婚に混乱する私たちからの最後のラブレターです」として、内田結婚で巻き起こった女性ファンの様々な声をまとめ、手紙にした。

 ネットでは、

「ウッチー、彼女いないっていっていたのに……」
「幸せになって欲しい! でも、好きすぎてかなり精神的に来る」
「はあ、マジで裏切られたわ」

 と、祝福する声もあるものの、やはりショックを受けたファンが多数。さらに内田は、「(結婚で女性ファンが)減ってちょうどイイっす」と、ファンの反感を煽る発言までしでかした。

内田結婚での一番の被害者は?

 内田の結婚は、様々な余波を生んでいる。その一つが「内田ロス症候群」だ。

 内田の結婚を悲観して、「サッカーをもう見ない」と高らかに宣言している女性たちが多数発生。サッカー協会としても、あまり歓迎できる事態ではない。

 だが、本当に実害を被った人たちがいた。それがスポーツショップ、とくにサッカーグッズを扱う店だ。サッカーグッズを専門に扱っているネットショップの運営者は、今回の結婚についての損害はかなり出るという。

 ネットショップ運営者が語る。

「サッカーグッズは、ワールドカップ開催の年はすごく売れます。ただし、内田だけは例外で、新商品が入荷すれば、ワールドカップ関係なく、飛ぶように売れる。海外組のサイン入り商品は高額になりますが、内田ならば売れる見込みがあるので、入荷できるならどんどん仕入れてたのですが……」

 しかし多くのショップが今回の結婚報道の余波で、「内田のアイテムなら売れる」と見込んで大量に仕入れたことがあだとなった。

「5万円以上するサイン入りユニフォームや、数万円のサイン入り生写真などが在庫にありますが、すでに販売数は鈍ってきていて、かなりの損害額になる予感です。予約キャンセルもありましたし、『(結婚で女性ファンが)減ってちょうどイイっす』発言も悪影響で、グッズはもう売れ残りになるんでしょうね……」(前出・ショップ運営者)

 ファンも悲鳴を上げた内田の結婚だったが、内田グッズというドル箱を失ったスポーツショップにとっては、悲鳴どころの騒ぎではないようだ。

(取材・文/タナカアツシ)