【米国はこう見ている】ダルビッシュ有が米市民権取得の希望を明かす 手術後のリハビリも順調
<h2>地元メディアの取材に答える リハビリは「ポジティブな気持ちで取り組んでいる」</h2>
右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けて今季絶望となったレンジャーズのダルビッシュ有投手が、順調なリハビリの進捗状況を報告するとともに、近い将来の米国の市民権取得を希望している。地元紙「スターテレグラム」が「ユウ・ダルビッシュのリハビリは順調だが、彼の英語は遅れている」との見出しで報じた。
3月17日に手術を受けたダルビッシュは、順調なリハビリを進めている。すでに患部を固定していたギブスは外れ、1週間に5回、チームドクターのキース・マイスター氏の病院でリハビリを行っているという。絶対安静の時期は過ぎ、腕の可動域を広げるリハビリに加え、肩と前腕部の筋肉強化を行う段階までリハビリメニューは進んでいるとしている。
「今では色々なことが便利に出来るようになりました。毎日、ポジティブな気持ちでリハビリに取り組んでいる。他の手術を受けた選手よりもだいぶ痛みが少ない。メニューを進めようと思えばできるけれど、僕はゆっくり進めて、復帰に向けて正しい道を歩きたいと思っている」
通訳を介してこう語ったダルビッシュだが、リハビリを進める間に新たなモチベーションが生まれているという。アメリカの市民権の取得だ。
<h2>「僕の英語に関してチームから助けが得られるなら、市民権を獲得したいと伝えました」<h2>
「ホセ・フェルナンデスがアメリカの市民権を取得したと聞きました。僕の英語に関してチームから助けが得られるなら、僕は市民権を獲得したいと伝えました。問題はチームが遠征に出てしまうと、チームメートと一緒にいられないこと。そうなると英語を話せないので、だんだん悪くなってしまう」
イチロー外野手が所属するマーリンズのエース右腕ホセ・フェルナンデスはキューバ出身。ダルビッシュ同様にトミー・ジョン手術を受け、復帰に向けてリハビリを進めている。フェルナンデスはその間に米国の市民権を獲得し、4月24日にセレモニーに参加。スペイン語が母国語のフェルナンデスだが、今や流暢な英語を操っているという。
2012年に日本ハムからレンジャーズに移籍したダルビッシュは、英語の読み書きを理解し、5年以上アメリカ国内に居住すれば市民権を申請できる。エース右腕は、チームの年間表彰式で英語でスピーチし、絶賛されるほどのコミニケーション能力をすでに手にしているという。完全復活と市民権取得という2つの目標に突き進んでいる様子だ。

