レアル・マドリーのデイビッド・ベッカムの将来は依然不透明のままだ。来年6月でレアル・マドリーとの契約が終了するベッカムは、契約延長を基本にクラブ側と交渉を行っているものの話は進展せず、移籍への扉も開かれたといった感がある。ファビオ・カペッロが監督に就任して以来、レギュラーの座を失い、ベンチを暖める機会も増えたベッカム。英メディアは、ベッカムは冬の移籍マーケット期間中にもレアル・マドリーを出て行くと報じ、さらに、その移籍先として有力なのは米国メジャー・リーグ・サッカーであるとも報じた。

インターネット専門賭博‘Jugandovoy.com’は早速『冬の移籍マーケットが閉まった翌2007年2月1日、ベッカムはレアル・マドリーにいるか、それとも移籍するか』とベッカムの将来を賭けの対象にし、その配当金を発表した。

‘Jugandovoy.com’では、「ベッカムがレアル・マドリーで続ける」には2.25ユーロ(約330円)、「米国メジャー・リーグ・サッカーのいずれかのクラブでプレーする」には4.50ユーロ(約670円)の配当金をつけた。また、「アーセナルでプレーする」には11ユーロ(約1650円)、「ニューカッスルでプレーする」には13ユーロ(約1950円)となった。

レアル・マドリーに残るか否か、その将来もが賭けの対象となるほどベッカムの去就は注目を集める。レアル・マドリーのカルデロン会長は、ベッカムはクラブに残るとコメントしているものの、ベッカムの移籍の噂も現実味を帯びてきたようだ。