スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル医学生理学賞を京都大の山中伸弥教授に贈った。山中教授は、さまざまな細胞に変化する能力のあるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を製作し、再生医療の研究や新薬開発に新たな可能性を開いたことが高く評価された。山中教授の受賞により、日本のノーベル賞受賞者は19人となった。1949年に湯川秀樹博士がノーベル物理学賞で受賞したのをはじめ、科学賞7人、物理学賞6人、生理医