札幌在住の気鋭ミステリー作家・東直己の“ススキノ探偵シリーズ”を映画化した『探偵はBARにいる』は、大泉洋が演じるハードボイルドな探偵と、松田龍平が演じるグータラだが、いざという時には頼りになる相棒が、事件を捜査する物語である。この映画の魅力は、何と言っても珍妙な二人の掛け合いであろう。今回は、そんな主演二人に作品について話を聞いてみた。――大泉さんと、松田さん、お互いに最初に抱いていたイメージは