菅政権が強引に進めてきた「社会保障と税の一体改革案」は6月20日に正式決定の予定であったが、決定できず決着が先送りされることになった。民主党の「社会保障と税の抜本改革調査会」(会長仙谷由人氏)が開いた会合で、民主党議員から反対意見が相次ぎ、結論を得ることができなかった。執行部は、この会合でガスを抜いて政府決定に持ち込もうとしていたが、民主党議員の強い反対に直面して、これを断念した。しか