今年度、最高のツキを持った“最強のタナボタ女優”と囁かれているのが柴咲コウ(33)。現在、小栗旬主演の月9ドラマ『信長協奏曲』(フジ)に出演中なのだが、来年1月からスタートするドラマ『○○(まるまる)妻』(日テレ)でも主演に抜擢されたからだ。
 「『○○妻』のスタッフは制作会社5年D組。松嶋菜々子主演で視聴率40%超えを記録した『家政婦のミタ』を制作したチームなんです。本来は『ミタ』の続編を放送する予定でしたが、松嶋がドタキャンを重ねた結果、別企画を提案したのがこの『○○妻』。しかし、いざクランクインという段階で、またしても松嶋が子供のお受験を理由に逃げてしまったんです」(制作関係者)

 結果、我慢に我慢を重ねた日テレがついに堪忍袋の緒を切らし、内々に書類選考を重ねた上で柴咲を指名したという。
 「渋チンで知られる日テレのドラマ制作費は一本あたり約2000万。だが、このドラマにベットするのでしょう。破格の4000万円の予算を計上した。柴咲サイドにも、高視聴率だったら来年秋に続編に出演してもらう内諾も得た。ギャラは続編の拘束料込みで220万円。日テレにしてみれば大博打です」(制作関係者)

 柴咲の役どころはどんなものか。
 「夫の東山紀之が演じるのは、飛ぶ鳥を落とす売れっ子ニュースキャスターで、超わがままで新人女子アナ役の蓮佛美沙子と不倫をするなどやりたい放題。そんな夫を献身的に支えるのが、いまだ籍も入れて貰えない柴咲。回を重ねるごとに、なぜそこまで彼女が献身的に夫を支えるのかが明らかにされていく」(関係者)

 テレビ界が注目するドラマ『○○妻』。果たして『ミタ』超えはできるのか。