ヤンキース黒田博樹投手の去就がシーズンオフから注目されている。ケガ人が続出したチームの中で、39歳にして今年先発ローテーションを投げきり、その安定したピッチングに地元ファンも信頼を寄せているだけに、一部で報じられている引退報道に驚きの声をあげているようだ。

ヤンキースやMLBファンが集う投稿サイトでも「彼がいなくなるのは非常に寂しい」というヤンキースファンが数多く見受けられる一方で、「彼のような平均以上の仕事ができる投手がどれだけいる? きっとどこかの球団が彼に仕事を与えるよ」「もし他の球団に行くとしても、彼は応援する価値のある男だ」と、現役継続を期待する人も。

また、「間違いなく過去にメジャーに来た数多くの外国人投手の中で最高の一人だよ」と改めて黒田投手の存在や実力を改めて認める論調も。

さらに「日本での実績はわりと普通だったんだよ。ダルビッシュや松坂、田中、そしてあの井川ですら黒田より日本ではいい成績だったはず。たぶん黒田は日本よりアメリカでの防御率の方が遥かに良い。33歳でメジャーに来て7年間の歩みに驚くばかりだ。とにかくチームの柱の投手だったし、これまでFAになってもヤンキース以外のチームと交渉していなかったからね。彼はニューヨークを愛しているんだと思うよ」と、ヤンキース残留を願う声も並ぶ。

昨年に続く引退報道、加えて年齢なども考慮して今年でキャリアを終了する可能性もあるとの声も出ており、「黒田は去年引退すると言われていたからな、今年引退する可能性は拭いきれないね」といったコメントも見られた。