大塚愛

写真拡大 (全5枚)

歌手・大塚愛の活動が、今夏、さらに活発化する。

8月に、約5年ぶりの全国ツアーが決定。また、NTT西日本が7月にスタートする1万人規模の新規プロジェクトにおいて、PR大使を務めることが分かった。

本人が10日、都内にて行われた、NTT西日本の記者発表会「スマート光ハートビートプロジェクト」に出席。1万人の心音(ハートビート)を収集する呼びかけを行うと共に、その膨大な心音データを使って、オリジナル楽曲を作ることが知らされた。(楽曲は12月に披露予定)

同社が広めようとしてるのは、次のような願い。「技術だけではなく、人のつながり。新しいコミュニケーションを生み出して、命のつながりを感じ取って欲しい」(広報担当者)。大塚も、この考えに賛同した。

ただ、大塚は、楽曲をつくる手法が従来と異なるためか、不安な気持ちを口にしていた。

「今回の依頼。いつもと違って、素材が準備されているところから始まる。これって、最後、どういう楽曲になるか、私自身でも分からない。未知数な部分が大きい」とコメントした。

心音を使うことについては、「意外とイイ低音だと思っている。でも、いろんな人の音が集まってくる。個性があってバラバラ。それをつないでいくと、どんな風に着地するか…」と深く考え込む場面もあった。

それでも、これまでの経験がいかせると思ったのか、心音からくるイメージを膨らませていた。

「結構、低音でアタックの強い印象もある。踊れるような、ノリやすい感じになるかも」とおぼろげに出てきたものを伝えていた。

全国でのデータ収集活動は、7月〜10月にかけて実施。「ハートビートキャラバン」と銘打って行われる。NPO法人の「ファザーリング・ジャパン」、「マザーズサミット・全国ネット」の協力もあって、広められる。

大塚が最後に「たくさんの方の心音をいただいて、新しい曲を制作します。ぜひ、ご協力をよろしくお願いいたします」とメッセージ。協力を仰いでいた。