国立競技場のラストイベントに姿を見せた往年のランナーたち。左から宗猛さん、宗茂さん、有森裕子さん、瀬古利彦さん

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建て替えのため取り壊される国立競技場の最後のイベント「SAYONARA国立競技場FINAL『FOR THE FUTURE』」が2014年5月31日朝から行われている。

午前中には、2020年にちなんで一般参加者2020人と、五輪のマラソン女子で2大会連続でメダルを獲得した有森裕子さん(47)、マラソン男子で五輪に出場した瀬古利彦さん(67)、双子の宗茂さん(61)、猛さん(61)らがコースの「走り納め」をした。

瀬古さんは、「どうせ作るなら、世界に恥ずかしくない、日本らしい競技場を作ってほしい」と新競技場に期待を寄せた。

17時35分過ぎには航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が10分間にわたって上空を飛行。19時30分から記念式典が行われ、56年の歴史に幕を下ろす。