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ヤマハは、「VOCALOID」による楽曲制作を支援する会員制クラウドサービス「ボカロネット」を7月から開始すると発表した。

「VOCALOID」は、歌詞とメロディーを入力して楽曲のボーカルパートを制作できる同社の歌声合成技術および、その応用ソフトウェアを指す言葉。同社はこれまで、PC用やiPad / iPhone用、Steinberg社の音楽制作ソフトウェア「Cubase」用など、多様なプラットフォームに対応した「VOCALOID」アプリケーションを発売してきた。2013年10月には、歌詞を入力するだけで歌声と伴奏からなる楽曲が生成される自動作曲技術「VOCALODUCER」の法人向け提供を開始している。

7月に開始予定の「ボカロネット」は、「VOCALOID」での楽曲制作をさまざまな機能で支援するクラウドサービス。同サービスでは、これまで法人利用に限定していた「VOCALODUCER」が、一般ユーザーでも「ボカロネット」のWebサイトで利用できる形で提供される。また、「VOCALOID」アプリケーション間で楽曲データのやりとりが行えるクラウドストレージ「ボカロストレージ」も提供される。

「VOCALODUCER」や「ボカロストレージ」は、会員登録を行えば無料で利用可能。月額500円のプレミアム会員になると、「ボカロストレージ」の容量がアップしたり、「VOCALODUCER」の機能が強化されたりする特典がある。

(Sherpa)