10日放送、日本テレビ「有吉ゼミ」では、「株で大儲けを狙う芸能人」として、元巨人のエースで現在は野球解説者として活躍する槙原寛己氏の一日を紹介した。

槙原氏が現在勤しんでいるのはデイトレードだ。移動の車中でもタブレットと睨めっこをしては「また上がってる」、「利益確定しちゃいましたね。100万くらい」などと嬉しそうな顔を見せた。

そんな槙原氏が株にはまったきっかけは、先輩・江川卓氏の影響だという。「プロ入った時に江川さんと一緒の部屋だったので、ナイアガラのように落ちるカーブを教わりに行ったら、株を教わった」とオヤジギャグを炸裂させるも、20代半ばからのめり込んでいるというだけに「株で結構穴を空けてた。なんで俺は株の損失を埋めるために投げてんだって・・・・・・」と自虐的に告白した。

さらに「(株の損失は)家までいっちゃいますね」と明かした槙原氏は、取材を受けるこの日も損失を出す。「(購入額は)高級外車1台分くらい。内緒よ、かみさんには」と苦笑いを浮かべながらも、結局この日は113万のマイナス。これを妻に伝えると、妻は「離婚できる原因の一つに株が入ってますからね」とキッパリ。槙原氏が「すげえ、上がる予定だった」と言い訳をすると、「パパに対するあだ名は『カブソン』」などと言われたい放題だった。

スタジオでコメントした槙原氏は「(現役時代)取り返しがつかない場合は、証券会社から電話がかかってくるんですよ。はやくお金を入れてくれないとダメになりますからって。現役時代に遠征先ですと、かみさんに(振込みを)頼まなきゃいけない。銀行に行ってくれって。これが最悪のパターン。ばれる、怒られる」などと振り返ったが、「現役の時に味わってた“決めた、これで行くんだ”っていうのが似てるんでしょうね」とはまる理由を分析した。