「プライベートな時間」と「仕事の付き合い」、どっちが大切?

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会社員たるもの「飲み会」は欠かせない行事。しかし、職場の人たちとの"飲みにケーション"は大切だと思いつつも、2次会となると少し腰が引けてしまうという人は少なくないのでは?

参加すると、後々仕事がやりやすくなる?

IT関係のビジネスパーソン425人を対象にしたアンケート調査をみてみると、2次会に「とりあえず参加」という人は53%、「とりあえず不参加」という人は47%となり、ほぼ半数ずつに分かれました。

「参加」派には、1次会からの惰性で顔を出してしまう人や、カラオケなど1次会にはなかった楽しみを求めて参加するという人が多いようでした。「仕事の一環と考えて参加します。実際、飲み会で会話していたことで後々仕事がやりやすくなることも」(20代女性)、「雰囲気によりますが、普段は話ができない社長や取締役と話せる機会だったりするときは、くっついていきます」(50代男性)など仕事上のメリットを指摘する声もあがっています。

不参加派は「時間の無駄」「1次会も苦痛なのに・・・」

一方の「不参加」派では、酒宴がそもそも好きではなく、「1次会に強制参加するのも苦痛なのに・・・」「プライベートの時間を飲み会で消費するのはムダ」というコメントが多数見られました。「最近の若手は2次会に参加しない」という声はよく聞かれますが、今回の調査ではその傾向が決して若年層だけではなく、広い年齢層で見られました。

また、「飲んだ次の日に遅刻や午前休はあり得ないよね。最近はそういうことにルーズな人が多すぎ。自分をコントロールもできないのに、深酒するなって」(40代男性)など仕事への影響を考えて早めに切り上げる人や、「2次会以降は若手が『気兼ねなく』過ごせるように、おじさん連中は解散します」(50代男性)など気遣う大人のコメントも印象的です。

1次会は仕事の一環として考えている人が多い中、2次会については意見にばらつきがあるようです。どちらが正解というわけではありませんが、多くのビジネスパーソンが貴重なプライベートの時間と仕事の付き合いを天秤にかけながら頭を悩ませているようです。

※調査はリクルートマーケティングパートナーズがキーマンズネット会員を対象に2013年7月4日から7月10日までインターネット上で実施したもの