ユヴェントス戦での勝利からリスタートし、この道を続けていく。ミランFWステファン・エル・シャーラウィが『スカイ・スポーツ』でこう話している。

「ユーヴェ戦の勝利は順位の上で重要だった。でも、僕らの成長という点でも重要だったんだ。こうやって、同じ気迫で続けなければいけない。ユーヴェ戦は全員の努力の賜物だった。素晴らしい勝利だったし、できるだけの勝ち点を積み重ねて、順位を上げていくことを考えなければいけない。この道を続けなければいけないんだ。もちろん、順位のためにも、パフォーマンスの継続性という点でも、カターニア戦は非常に重要だ。リーグ戦はまだ長い。たくさんの試合が残っている」

自身に対して寄せられている賛辞について、エル・シャーラウィは次のように述べている。

「とても満足しているよ。僕の人生で特別な時期だ。すべての賛辞がうれしい。僕はうまくやり続け、自分のクオリティーを示していかなければならない。(サミュエル・)エトーとの比較? 彼は素晴らしいカンピオーネで、重要なことをやってきた。僕は必要ならサイドバックもやって貢献するだけだ。チームを助ける必要があるときは、準備できているよ」

一方、チャンピオンズリーグのアンデルレヒト戦後、「代理人と話す。僕はもっと試合に出たい」と語ったFWアレシャンドレ・パト。28日、代理人のジウマール・ベロス氏がアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役と話し合っている。

テーマはもちろん、パトの未来についてだ。当初は27日に予定されていた会談だが、1日ずれて28日に実現した。ガッリアーニ代表取締役は会談後、「フレンドリーな雰囲気で行われた話し合いだった」と話している。会談にはパト本人も電話で参加した。

シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は先日、1月にパトをレンタル移籍させる可能性を否定している。だが、コリンチャンスは希望を捨てていないようだ。

なお、ミランにとって朗報なのは、DFフィリップ・メクセスがチーム練習に合流したことだ。MFマッシモ・アンブロジーニも同様で、カターニア戦でメクセスは出場すると見られている。同選手が不在なら、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はDFクリスティアン・サパタとDFフランチェスコ・アチェルビを起用せざるを得なかっただろう。DFマリオ・ジェペスが出場停止、DFダニエレ・ボネーラが負傷離脱中だからだ。サパタとアチェルビがコンビを組んだことはこれまでない。