藤浪投手を生かすも殺すも阪神の首脳陣次第だ！【エモやんのワイルドピッチ】

10/25のドラフト会議では大谷投手を日ハムが強行指名(？)、メジャー流出(？)という2件以外は順調だった。




特に阪神は藤浪投手を指名し、クジ運に恵まれた。




さてこの藤浪投手だが、やはりあの長身と速球とマウンド度胸は期待できる。ただし、来年一年目から使うのか、2、3年じっくりかけてエースに育てるか、首脳陣の手腕と本人の考え方にかかっていると思う。問題はプロでの体力や、高校生相手ではないプロの打者に対して本当に通用するのか、早い段階でチェックする必要がある。しかし出来るだけ一年目のキャンプから目標を設定して投げさせた方がいいと思う。高校生からすぐに使えた投手はダルビッシュや田中マー君など数少ないが、それに匹敵する逸材であることは確かだ。




心配なのはアマでの投手としての作り方がプロに合わないことがある。例えばランニング、投げ込み、筋トレ（ウエイトトレーニング）など、案外プロは合わないトレーニングをしているケース！




案外プロは合わないトレーニングをしているケースがあるが、いろいろな面での違いをどう合わせていくのかも藤浪投手の課題だと思う。そして何と言っても阪神の首脳陣にこの投手をエースクラスに仕立てあげられるか、そこも心配の一つだ。ここ数年、ドラフト1位投手が阪神では今ひとつパッとしない。我々も来年のキャンプで見ることになるが、その時にどの程度か判断できると思う。いずれにせよ楽しみな投手の一人であることには違いない！




12球団のNPBに入って野球をするという意識をほとんどのアマチュア選手が持っている中、行きたい球団に入れないので一年待つ……というドラフトの精神に反する行動には賛同が出来ない。菅野の一年間のブランクと巨人でのプレッシャーなどどう克服するのか!?　このことはまた次回に！




（江本孟紀）https://twitter.com/emoto_takenori



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