この5月に女児を出産したジェシカ・シンプソンが9月10日にスタートしたトークショー『Katie』に出演し、産後のボディーを披露した。

31歳で母親となったジェシカ(7月で32歳に)。彼女は番組の中で、出産後に40ポンド(約18キロ)もの減量に成功したことや、自身が出演する、ダイエット食品などを扱う有名会社Weight WatchersのCM第1弾が公開されたことを明かした。だがこのCMでは、肝心のボディーを意図的に写していない。まずはその映像をご覧いただこう。

ジェシカ・シンプソンin Weight Watchers CM
9月10日の公開からすでに23万を超える再生回数を記録するも、半数以上が「低評価」
中には「意地汚い豚のように食べて、400万ドルもらえるって? アメリカよ、これってどうなのさ?」といった辛らつなコメントも


CMでは次のように語りかけるジェシカ。彼女は先日も、ほぼ同様のことを『USA Today』紙に話していた。

「ジェシカ・シンプソンです。ええ、Weight Watchersを実践しているわ。減量にはかなりのプレッシャーがあるけれど、私はスーパーモデルじゃない。私は現実の世界で本物の食事をしようと努力し、娘のために健康でいたいと願う、ただのジェシカなの。だからWeight Watchersこそが、私のやるべきことだってわかっているのね。自分なりにやっているし、素晴らしい気分も味わえる。私はただ、"グレードアップした自分"になりたいだけなの」

ジェシカは第一子の妊娠を発表後、出産後にスポークスパーソンにならないかというWeight Watchersのオファーを受諾。契約金は300万ドル(約2億3,400万円)とも400万ドル(約3億1,200万円)ともいわれている。CMは出産から2か月後の7月に撮影されたものだそう。

ジェシカとWeight Watchersは世間に向け、彼女が世の女性同様、減量を目指す1人であると必死に訴えかけている。だが数百万ドルもの契約金は、それとは違ったことを物語っているのではないだろうか。妊娠中は50ポンド(約23キロ)から60ポンド(約27キロ)も体重が増え、(増え過ぎだと)かなりの批判にさらされたジェシカ。彼女が(Weight Watchersによる)劇的な減量を宣伝し、批判の声を抑え込みたいとやっきになるのもうなずける。ちなみにWeight Watchersといえば、広告塔を務めたジェニファー・ハドソンが大幅な減量に成功したことも記憶に新しい。