イタリア代表MFアンドレア・ピルロに、多方面から称賛の声が上がっている。英紙『インディペンデント』は、同選手のことを「ピアニスト」と称した。イギリスのメディアは、EURO2012敗退を「ピルロはイタリアにしかいない」とまとめている。

またも、最も高い評価を受けたのはピルロだった。誰もがそう見ている。『ツイッター』でのカンピオーネたちのコメントを見れば分かるだろう。例えば、バルセロナでFWリオネル・メッシとともにプレーするMFセスク・ファブレガスも、「ティンカーベル(ピルロの愛称)」の前で目を輝かせ、「なんという格だ」とつぶやいている。

この夏のマーケットの人気銘柄で、誰もが獲得を望むオランダ代表の宝石、FWロビン・ファン・ペルシも言葉を失ったようだ。称賛の言葉を並べる代わりに、彼は「ピルロ!」とすべてを言い表す一言をツイートしている。

FWマイケル・オーウェンは「ワオ! ピルロはジョークだ」。この場合の「ジョーク」は、不可能な、素晴らしい何かを意味しているだろう。MFシャビも「ピルロの素晴らしいPK。フェノメノ(怪物)だ!」とつぶやいた。

DFリオ・ファーディナンドやDFジェラール・ピケが強調しているように、その品格と熟練ぶりは、サッカーの魔法ということだ。