韓国コンビニ業界の最大手の普光ファミリーマートは18日、店舗名を「CU」に変更し8月1日から順次店舗の看板を替えて行くと発表した。日本のファミリーマートとの契約は解消し、独自の運営システムを構築すると言う。韓国メディアが相次いで報じた。

 普光ファミリーマートは、1990年10月に日本のファミリーマートとライセンス契約を結び、現在は韓国で7281店舗を運営している。22年前に1号店をオープンして以来、店舗の形態や運営方式に変化はなく、企業間の差別化や発展の可能性がないと判断したのが理由。

 新ブランド「CU」とはConvenience store for You(あなたのためのコンビニの)の略で、同じ発音の「See you」の意味も含まれているという。商号は8日にすでにBGFリテールに変更した。

 BGFによると、日本のファミリーマート社との契約問題は解決済みで、今後紛争等の問題はまったくなく、今後も戦略的パートナー関係を維持するという。新生「CU」では、独立を機に独自の運営システムを構築する考えを示した。

 一方、独自ブランドへの転換で新たに韓国型モデルを開発し、狭い面積で運営する韓国のコンビニに適しており、加盟店の店舗運営の利便性と効率性を最大化するとともに、お客様にワンストップサービスを提供することを目指す。(編集担当:金志秀)