13日のセリエA最終節で、チェゼーナに3−2と勝利したローマ。MFダニエレ・デ・ロッシは、欧州への道を逃したネガティブな今シーズンを過去のものとし、次のように語った。

「順位は見てのとおりだ。前進しなければいけない。将来を計画しなければならないね。僕らはもっとうまくやれたはずだ。今は、来年が目標だ。僕も含め、サポーターにとってはつらいことだけどね。ファンは何かを手にしたがっていた。ローマは今あるものを捨ててはいけない。昨季はうまくいかなかったユヴェントスが、今年はとんでもない金を使うことなく、今年スクデットを獲得したことを見れば分かるはずだ」

試合後にコメントを残さず、退任の際に選手たちに謝罪したルイス・エンリケ監督については、このようにコメントしている。

「ドレッシングルームの中の話を明かすことはない。ただ、『私が間違っていたなら謝罪する』というフレーズは、まあそうだろうね。謙虚なことを示しているよ。彼は最初から最後まで謙虚なことを示してきた」

ローマの新監督にはカターニアのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の名前が挙がっている。

「記事を読む限り、ローマのお気に入りの候補者のようだね。彼はすでに僕の監督だったことがある。ここでは半年間で良い仕事をした。彼は橋渡し役だったわけじゃない。彼が残ることに賛成かどうか聞かれたとき、僕は好意的だった。優秀な指揮官はたくさんいる。僕は、ここにも一人いたと思うよ。でも、彼は去ってしまった」