タクシー運転手に殴る蹴るの暴行をくわえたとして台湾の検察から懲役4年を求刑された日系タレントMakiyo(川島茉樹代)は取り調べに対し、事件当時は酒に酔っていたことをかたくなに主張しており、刑事責任を逃れる方法を誰かが指南したのではないかと疑われている。中国メディアの新華社が13日付で報じた。

 Makiyoと日本人男性によるタクシー運転手暴行事件は10日、台北の地検による取り調べが終わった。検察側は重傷害罪でMakiyoと日本人男性を起訴し、それぞれ4年と6年の懲役を求刑した。

 記事によれば、Makiyoの精神状態は破綻寸前で、髪を洗う時すら大声で泣いているという。また友人宅に身を寄せている日本人男性も台湾人から暴行される恐れがあるため、外出できないという。

 ガンを患っているMakiyoの母は12日、Makiyo本人が精神的に追い詰められており、何も口に入れないために激ヤセしていることを明らかにし、「弁護士の多くは今回の事件を扱いたがらない」と述べた。(編集担当:及川源十郎)