今月10日に米国で開幕する四大陸フィギュアスケート選手権。最注目はいわずもがな、2011年の全日本フィギュア王者・浅田真央だろう。8日深夜、フジテレビ「すぽると!」では、浅田に行ったインタビューの模様を放送した。

昨年の世界選手権を最後に跳んでいない彼女の代名詞・トリプルアクセルについて、佐藤信夫コーチは「宝くじを買うようなわけにはいきませんので、間違いないというところにならないといけないと思います」と語っている。

これに対し、浅田は「全日本が終わってから、アクセルを中心に練習はしているんですけど、いい感じでちょっとずつですけど、毎日いい感じできているとは思うので、まあ、これを続けていけばできそうという感じはします」と手ごたえは掴んでいる様子だ。

また、「今も、まだ完璧ではないので四大陸までには必ず間に合わせるっていう気持ちを持ってやっているので、毎日できる精一杯のことはやっています」と語る浅田。今大会の開催地でもあるコロラドは標高1800mと空気抵抗が小さく「コロラドはすごく標高が高いところなので、もしかしたらジャンプが上がってちゃんと回れるかもしれない」と笑顔も。

それでも、「一つ一つの試合を、今できる自分のものを出せれば次に繋がると思うので、四大陸選手権でも自分のやるべきことがきっちりできれば」と自分に言い聞かせるように話した浅田は「今はどちらかというと、優勝したいとかそういう思いよりも、自分がどれだけできるかっていうのは楽しみっていうか、そういう気持ちを持ってやっている」とその胸中を明かした。