椿鬼奴
 9月23日より3Dで公開となる、ヴァンパイア・アクション映画『プリースト』。人類を絶望に追い込むヴァンパイアに果敢に挑む司祭=戦士プリーストを演じるのは、演技派でありながら、近年アクションスターとしての地位も見事に確立したポール・ベタニー。そしてハリウッドが誇る女性アクション・スターとして、女性らしさと強さを兼ね備えたマギーQが華麗なアクションを魅せる。監督は前作『レギオン』でもポール・ベタニーと組み、コンビ2作目となるスコット・スチュワート。ヴァンパイア・ハンターが教会の司祭という異空の世界観を巧みに操り、3Dでの映像化に見事成功している。

 公開に先駆けて、13日にはアキバシアターにてトークイベント試写会を開催。劇中に登場するマギーQに負けじと、日本を代表する女性芸人として、逞しさとかわいさを備えた椿鬼奴が、額に十字のタトゥーを入れ、黒いマントをまとい、“ヴァンパイア奴(ヤッ子)ハンター”として登壇した。

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 映画の感想について、鬼奴は「私は3Dの映画をあまり観たことがなくて、思ってたより、すごく飛び出すんだなってビックリしました。ヴァンパイアが何体も出てきますし、飛び出して来るんで、相当怖いですよね。迫力がすごかったです。私は喘息をもっていて、昔『ジュラシック・パーク』を観ただけで発作が起きそうになったので、怖かったですけど、ドキドキしながら観ました。」とコメント。

  

 中学校と高校の5年間、弓道部に所属し、高校1年生の時には県大会で優勝、関東大会で4位に入賞経験をもつ鬼奴は“ヴァンパイア奴ハンター”として弓でヴァンパイア退治に挑戦。ヴァンパイアのボードに向けて弓を射り、3体の内2体に命中した。

 見事ヴァンパイアのハートを射止めた鬼奴は、男性のハートを射止める方法について「私の取り柄はパチンコぐらいしかありませんから、何も分かってらっしゃらない方を連れていって、右打ちでボーナスを紹介する場合は、キッチリ無駄の無いように玉をトレースする所を見せるとかですかね。スロットも入ってれば、7を揃えられる自信はあるので。まぁ、それが上手くいってないということで9年間何も無い状態でいるんですけど。」と述べ、自身のチャームポイントについて「後ろ姿がスタイルいいねとか、長時間の移動の時に大人しいからいいね、とは言われたことがありますけど…」と自慢の後ろ姿を披露すると、男性客から「オォー」と歓声が上がった。

 また「『プリースト』がシリーズ化して、ヴァンパイア・ハンター役のオファーが来たら、どうしますか?」との質問に対しては、「もちろん受けますよ!absolutely。英語もまだ出来ないんですけど、習いたいと考えてますので。洋楽が好きなので、ヴォン・ジョヴィも普段から“BON JOVI”って言ってますし、発音にはこだわっていきたいなとは思っています。いずれはハリウッドにも進出したいと考えています。でも、股関節痛を患っているので、体力にちょっと自信が無いんですよねー。マギー・Qさんってアクションがすごく上手で、危険なシーンがいっぱいあるので、私は全面的にNGを出していかないと身がもたないですから…。でも、和弓だったら全然いけますので! 女優と言えば、桃井かおりさんに憧れていますから、アメリカに行きたいです!」と述べ、「ロスに、やっぱ行きた〜い」と得意のモノマネを披露すると、客席から拍手を浴びた。

 最後に、これから『プリースト』を観る方に向けて「マンガが原作ということで、アメコミ好きの方にもいいと思いますし、迫力ありますし、マギー・Qさんも美しくて憧れそうになりますし、飛び出るとはこういうことだと再確認して欲しい。展開がすごく早いので、一生懸命に観ないと分からなくなりそうになるので、気を抜かずに観て欲しいと思います。」メッセージを残し、会場を後にした。

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